梅雨お見舞い申し上げます
前回に続き、梅仕事(梅干し)のご報告です。
昨年漬け込んだ梅干しが、思いの外、良く仕上がりました。
少々皺々ですが美味しい。
梅干しの作り方がわかったので、今年も作ってみようと腰を上げました。
今年は、取り寄せの梅ではなく、近所のスーパーで買った梅です。
梅の香りに癒されながら、ひとり黙々と、梅に塩を擦りつけ、漬けていきました。
量は少なめですが、今年は頑張り過ぎずに、これくらいにしておきます。
傷があった梅は、一日放置していたら痛んでしまったため、軽く茹でてから、種をとり、その種で「梅醤油」と「梅めんつゆ」を作りました。
「梅醤油」は、醤油に種を漬け込むだけです(魚の煮物等に使えます)。
「梅めんつゆ」は、料理家・榎本美沙さんのレシピ ふたりごはん を参考にしています。
今回は、私なりにアレンジして、お醤油は濃口と薄口(2:1)、梅の種(あるだけ)、青梅煮で残った漬汁(蜜)、鰹本枯節を足して、漬け込みました。
素麺や冷奴にかけていただくと、梅の爽やかな香りと味が口の中で広がり、暑気払いになりますよ。
ムシムシする夏は、梅で乗り切ります!
ところで、私は自然が大好きで、アロマテラピーを学んだ経験からも、植物の香りには敏感です。
これまで数ある精油の香りを嗅いできましたし、地に咲く花の香りも好きですが、なにより、この梅雨の季節の生梅の香りが一番好きです。
一瞬でハッピーな気持ちに包まれ、癒されます。
生梅のアロマテラピー効果はダントツであると、実感しております。
ひょっとしたら、日本人のDNAなのかもしれませんね。
日本人に生まれてよかったと思える、生梅との一期一会に感謝の梅仕事でございました。