作らなくていいと言われたので夜は作らなかった。
ゆうくんは仕事から帰ってくると無言で大きな音を立てて玄関ドアを閉めた。
🙋♀️「ゆうくんおかえり。」
🙋♂️「…」
ゆうくんはわたしを空気のように扱い無視をした。
ゆうくんは帰ってきて一目散にキッチンへ行き炊飯器を見た。
🙋♂️「チッ!」
大きな舌打ちが狭いリビングに響き渡った。
ごはんを炊いていないことにキレていた。
ゆうくんはわざとらしくわたしに聞こえるように何度も何度も舌打ちをした。
🙋♀️「ごはんいらないっていうから炊いてないよ。」
🙋♂️「お前まじでこの家から出て行って。頼むから。」
🙋♀️「実家帰っても怒るし、家にいても怒るしどうすればいいの?」
🙋♂️「俺は実家帰って怒ったことなんてない。都合のいいように解釈するな。」
そう言ってゆうくんはインスタントラーメンを作り始めた。
この日は本当に機嫌が悪かった。
このことを母に伝えると数日前からゆうくんが母に連絡していることがわかった。
わたしは母から送られてきたスクリーンショットを見て衝撃を受ける。