話し合いのテーマは
"仕事を辞めるか、離婚をするか"
この二択しかなかった。
🙋♂️「仕事を続けるなら離婚だから。」
🙋♀️「わかった。離婚届渡したよね?」
🙋♂️「なくした。」
🙋♀️「わかった。なら貰いに行くね。」
🙋♂️「お前さ、前から思ってたんだけど家事下手すぎない?容量悪いし。」
🙋♀️「そうだった?ごめん。」
🙋♂️「もう少し洗濯物減らすとかできない?」
🙋♀️「いや、ゆうくん洗濯してるわけじゃないし今それ関係ある?」
🙋♂️「関係あるだろ。今すぐ仕事辞めれないの?」
🙋♀️「辞めるつもりない。ごめん。」
🙋♂️「お前みたいなやつ代わりいくらでもいるだろ。月に数回しかいないんだから。病院にとっていてもいなくても一緒だと思うよ。」
🙋♀️「…」
🙋♂️「あのさお前って看護師の仕事しかできないの?他のこと挑戦しようって思わないの?」
🙋♀️「せっかく勉強してやりたいことできてるのになんで28歳になって、別の業種探して働かなきゃいけないの?」
🙋♂️「お前極端すぎて話にならない。」
🙋♀️「お互い譲れないのはわかる。ゆうくんはわたしに仕事して欲しくないけど、わたしは仕事がしたい。ならさ日数減らしたり、期限決めたりして働くとかそういう考えもないの?ならお互い様じゃない?ゆうくん離婚したくないからよくわからないことばっかり言ってるんでしょ。」
🙋♂️「俺さ4ヶ月我慢してるわけ。お前が月に5日いないせいで子供だってできてないのわかんないの?親に早く孫の顔見せたいんだよ。」
🙋♀️「ごめん。今子供作ろうって言われても無理だし、できたとしてもあなたの親に会わせたくないわ。」
🙋♂️「は?まじでそんなこと言うやつ無理なんだけど。俺の親の悪口よく言えるな。お母さんに言うからな。」
🙋♀️「どうぞ。」
🙋♂️「お前が悪いこと認めてお母さんに謝るまで俺、お前に金渡さないから。」
🙋♀️「この前の交通費、別居中の生活費、あなたのお母さんのせいで通院している医療費もいただけないんですか?」
🙋♂️「お前の帰省まで金払うなんて勘違いするな。だいたい親のせいで病院通ってるなんてそんなわけねーだろ。親のせいにするな。」
🙋♀️「ゆうくんが帰ってくるなって言うから帰らなかったし、帰れって言うから帰っただけなんだけど。お義母さんからママに電話かかってきてから本当に具合悪いの。ゆうくんも怒鳴るし。吐血したり血尿したり、動悸も止まらないの。」
🙋♂️「お前はこうやって平気で嘘つくからな。とにかく仕事辞めること、親に謝ることできないやつとは一緒にいるつまらないし未来見えないから。」
🙋♀️「わかりました。」
そう言って話し合いが終わった。
この話の流れを何度もしたせいで気づけば2時間経っていた。
話したことはすべてノートに記録した。
荷物を途中までまとめてこの日は寝た。
ゆうくんと同じベッドで寝るのが怖かったのでわたしはソファーで。
次の日、ゆうくんの態度が一変する。
