ゆうくんが仕事から帰ってきて伝えた
🙋♀️「パート落ちちゃった…」
🙋♂️「パート普通落ちる?無能だからだよ。」
無能なんて言葉もうすぐ30歳になるけれど1度も言われたことがない。
バイトの面接の内容を話したら
🙋♂️「なんでお前はなんでも正直に言うの?入ってからどうにでもなるから嘘くらいつけよ。」
🙋♀️「だって嘘ついて年末年始出勤できなかったら
迷惑にならない?」
🙋♂️「所詮パートは社員と違って融通効くから。」
🙋♀️「無能でごめん。」
わたしの感覚がズレているのだろうか…
悲しくて悔しくて次の日の朝、母に泣きながら電話した。
🧑🦰「ななは無能なんかじゃないよ!間違ってないよ!大丈夫!」
なんだか少し安心した。
この後もパートを受けたけど書類で落ちたり、面接で落ちたりで3敗した。
やっぱりわたしに何か原因があるのかななんて悩んで泣いた日もあった。
学生時代いろんなアルバイトをしてきたけど1度も面接に落ちたことがなかった。
主婦って時間が決められてるから、パート探し大変だな〜なんてポジティブに考える日もあった。
でも落ちるたびに
🙋♂️「無能だから落ちるんだよ。」
🙋♂️「早く働けよ。」
🙋♂️「お前怠けるのやめろよまじで。」
こんなことを言われる日々が続いた。
そんなある日わたしにチャンスが訪れた。
