今年度最初のブログ、いよいよ自分がとても大好きなポップロックバンド"シカゴ"のアルバム(*^^*)
今回は彼らの6枚目のオリジナルアルバム、シカゴ7("7"はライブアルバムもカウントしています)。 "ジョジョの奇妙な冒険"や老けない漫画家(笑)等で知られる荒木飛呂彦さんもフェイバリットアルバムとして取り上げていたこの作品。彼らの3作目以来のLP2枚組のアルバム(1,2作目も2枚組で、4作目のライブ盤は何と4枚組(^^;))。
余談ですが、当作の録音場所は現存すれば一度訪れてみたかったカリブーランチ。コロラド州の田舎にあったようですが、火災によってなくなってしまったようですね… エルトンジョンやEW&F、マイケルジャクソン等も訪れたという伝説のスタジオです。
↑英語ですが、最近のカリブーランチに関する映像がありました。
当作、前半6曲が所謂ジャズロックといった趣で、この頃から徐々に出てくるクロスオーバー(後のフュージョン)にアプローチしたような感じがあります。
この前半6曲で特筆する曲は、3曲目Devils Sweet。初期のウェザーリポートを彷彿とさせる一曲です。誰もいない古びた洋館に入ったような雰囲気を楽しめます笑 ロバート・ラムのエレピ、ピーター・セテラのベースがいい味出してます^_^ ダニー・セラフィンの渾身のドラムソロもカッコいいです。
7曲目以降は彼ららしいポップな作品ばかりです。
当作は曲数が多いので個人的にお気に入りな曲をいくつかご紹介します。
・7曲目「Happy Man」は珍しくブラスの入らないアコギ、ベース、パーカッション、エレピで構成されたシンプルなナンバー。大好きな曲です(*^^*) 自分もこの曲で弾き語りをよくしますが、いいコード、メロディで本当に飽きません^_^
・8曲目「(I've Been)Searchin' So Long」は、天気の良い夜明けが似合うナンバー。邦題も"遥かなる愛の夜明け"ですからね^_^
この曲と繋がっている9曲目「Mongonucleosis」は、軽快、朗らかなラテンテイストのインストナンバー。ブラスセクションが主メロを奏でています。
・11曲目「Byblos」は、テリー・キャスがヴォーカルである、しっとりとしたナンバー。この曲もブラスが入りません(^^;) ブラス隊とその他のメンバー間の衝突もこの頃からあったかもしれません… メンバーによるコーラスのハーモニーや、転調した際に入ってくるシンセサイザーの音が叙情的でたまらなく好きです。小雨の日に田舎街をぶらぶらしながら聴きたいです(*゚▽゚*)
13曲目「Call On Me」は、個人的にシカゴの全作品の中でもとりわけ好きな一曲です。ラテンポップといったら良いでしょうか。サンタナの弟が在籍したという"Malo"のサウンドをよりポップにした感じですね。Laudir De Oliveiraのパーカッションとブラス隊の音の絡み合いがもう最高。メロディも程よく甘くて素敵^_^。歌詞の内容がまた良いんです… 特に間奏の後のところ。
《君は僕に代わるあたらしい人を探すべきだよ。 けど、友達が欲しくなったら僕を頼りにしてくれよ。》
無性にカッコいいです。この後の"愛ある別れ"、"素直になれなくて"とはまるで人が違いますね〜(^^;)
↑カリブーランチでの再録です。ピーター、相変わらずカッコいいです^_^
・14曲目「Women Don't Want To Love Me」もピーターのヴォーカルによるファンキーなナンバー。テリーの過度にワウのかかったギターが良い味出してます^_^ ピーターのベースも聴いていて心地いいです。音楽業界において彼のベースは間違いなく過小評価でしょう。
2枚組ではありますが、1stのようなやや冗長な感じはなく、2ndのようなやや難解な感じもないので、よほど当時のクロスオーバー(フュージョン)に否定的な方以外であれば聴きやすい作品だと思います。
