豆腐のカドに頭をぶつけ。
本編ブルーレイは寝かせておくことにしましたが、こちらは観ました。
豆腐プロレス ザ・リアル2017 WIPクライマックスin後楽園ホール!
AKB48グループのドラマ・豆腐プロレスから飛び出した、本当のプロレス興行を収めたもの。
試合をするのはアイドルながら、シングル・タッグはもちろん、6人タッグやバトルロイヤルなども加えた全7試合となかなかのボリューム。
7試合もある、それなりの興行を打てる団体も少ないよね…
全部シングルマッチだったとしても1対1で2人×7試合で14人必要だし。まあWIPのは単発興行だから豪華にできることではあるんだけど、シングルは1試合しかなくて、あとは全部タッグ以上で全31人のメンバーが登場するんですから、プロレス団体でもそうはない規模!…と書くのは悲しいけど
プロレス界で自前で31人もいる日本の団体なんて、片手で数えるほどしか
中身について詳細に語りすぎるのはヤボだしめんどいので最低限にしますが、私がプロレスを語るとそれでもたぶん長くなる
まず上で持ち上げておいていきなりですが、一般的に見てプロレス興行であるとはいえ、試合をしているのは女子レスラーではなくアイドルですから、かな~りマイルドな部分もあるのは否めないです。
とくに打撃系に投げ技。これは怪我や事故に直結しますから致し方ないかなと思います。が、エルボーはもう少し上手く打って欲しかったな~。誰とは言わないけど、撫でるようなエルボーの子もいたので。さすがにあれでダメージ表現は無理ゲー
だけど、ミラノコレクションATとの半年ものトレーニングに耐えてきたメンバーがリングに上がったということもあり、みんなけっこうサマになってます。私もプロレスファンの端くれ、そりゃ厳しくみようとすればいくらでもアラを探せますが、普通に試合になってた勝負が多くてビックリでしたね。元プロが指導したとはいえ、よくあれだけできたと感心
中でも第3、5、6試合はお気に入り。でも他の試合がダメだってことはなかったし、満足できました
各種技の中では投げ技がかなり少ない印象を受けました。先に書いたように危険度もあるし、単純に持ち上げて投げるのがアイドルの女の子には辛いという事情もあるのかな?と感じた中、溜飲を下げる一撃を放ったのがクイウチ松村(松村香織)の放ったクイウチドライバーとロングスピーチ横山(横山由依)の放ったSAKURAスペシャル。この2つはプロレスファン目線でもお世辞抜きにバッチリ
クイウチドライバーは相手が本職の女子プロレスラーであり、体重もかなりあったと推測されるのにしっかり持ち上げて決めきったのを見て、身体がそんなに大きくないのにすごい馬力があるんだなと松村にビックリ。
SAKURAスペシャルはぶっちゃけエメラルド・フロウジョンだからけして簡単な技じゃないのに、抱え込みから落とすまで完璧。相手もアイドルなのを考慮して、危険すぎない角度も守りつつ、説得力が充分に備わっていたと思います。ロングスピーチ横山がレスラーとしてキック主体の味付けだったので投げは目立たなかった部類の技ですが、SAKURAスペシャルで見た限り横山は投げるときの体重移動や脚さばきがかなり上手だったので、投げ主体キャラでも輝けそう。ぶっちゃけ第7試合は横山が試合を作っていたと言っても過言ではない
そういえばSAKURAスペシャルを受けたのはプロレスファンのハリウッド珠理奈(松井珠理奈)だったのも良い方向に出たかもしれませんね。技や動きだけなら松井以上のメンバーもけっこういましたが、こと「プロレスを理解した動き」になるとトレーニング前からプロレスが好きになっていた松井に軍配が上げざるを得なかった。
具体的にはフォールカウントのキックアウトを挙げます。プロレスにはいわゆる「カウント2.9」に近い返しも大事ですが、こういうタイミングでフォールを返せていたのはほぼ松井のみで、あとはカウント2になってすぐやカウント1で返しちゃうメンバーが多いのが残念なところはあったので…。
レフェリーのカウントが3になるまでに返せばいいのがプロレスですが、ギリギリで返すと客が沸くのを実践できるのはファン目線ならでは。個人的には喰らったのが大技なのに2になった瞬間返すのがいちばんダメ。あっ、たいしたダメージを受けてないなと思われ、大技の効果や印象まで薄れちゃうから。
じゃあカウント1はどうなのか?というと、こっちは(あんな大技を喰らって)ピンピンしてるとかガマンしてバッと立ち上がるという驚きを観客に提供できるから、一概に悪とは言えないのがプロレスの難しいところ。
これを理解できている松井のプロレスファンならではのムーブが小気味良い印象を与えていました。
ちょっと手厳しい意見もいうと、逆にファンならではの「あれもやりたい、これもやりたい」が(本人が技セレクトまで希望したのならですが)松井のプロレスファンとしての悪い部分として出ちゃったかな。
ドラマ版も含め、新日本プロレスの複数のトップレスラーの技をあれもこれも使いたい、とやっちゃったから。
得意技を全部既存である誰かの必殺技にしちゃうと、よほど説得力のあるレスラーが使わない限り、不思議にひとつひとつが薄れるんですよね。これもプロレスの難しいところ
試合や技についてはこれぐらいにして。WIPクライマックスがやったことでいちばん良かったと思うのは実況・解説も起用して会場にも音声を流したこと。実はプロレス興行としては実況や解説が会場に響くのは異質なことで、基本的にはテレビ専用なのですが、それを会場向けにも流したことでプロレスの勝手を知らない客(アイドルファン)に対して、比較的ラクに技・選手の説明や盛り上げに一役買うことができるので。
しかも実況がテレビ朝日の野上慎平アナ、解説はミラノと、新日本プロレスのワールドプロレスリングまんまの布陣ですから超豪華、プロレスファン的にも心配なく聞いていられます
もひとつ言うとカメラや録音などの撮影クルーまでワープロのスタッフなので、ブルーレイに収録された試合映像もとても見やすいです
今度は愛知県体育館で第2弾興行を行うのでその模様も発売されるでしょうけど、1弾が期待値以上だったのでまたぜひ観たいですね。
それにしても愛知県体育館に後楽園ホール…一部のプロレスラーも羨むほどの会場ですよ。後楽園ホールなんて聖地ですよ。笑点も後楽園ホールで収録されるぐらいだし←関係ない
参加したメンバーが口々にやってよかった、お客さんの気持ち良かったと言っていましたが、そりゃ気持ち良かったでしょうね~
できるなら私も後楽園ホールみたいないい会場で試合してみたいよ
松井に続いてこのままプロレスの魅力にどっぷりハマるメンバーが出てきてくれると私はとても嬉しいです
あっ、語るタイミングを逃しちゃったけど、MVPをあげるならオクトパス須田(須田亜香里)
豆腐プロレス ザ・リアル2017 WIPクライマックスin後楽園ホール!
AKB48グループのドラマ・豆腐プロレスから飛び出した、本当のプロレス興行を収めたもの。
試合をするのはアイドルながら、シングル・タッグはもちろん、6人タッグやバトルロイヤルなども加えた全7試合となかなかのボリューム。
7試合もある、それなりの興行を打てる団体も少ないよね…
全部シングルマッチだったとしても1対1で2人×7試合で14人必要だし。まあWIPのは単発興行だから豪華にできることではあるんだけど、シングルは1試合しかなくて、あとは全部タッグ以上で全31人のメンバーが登場するんですから、プロレス団体でもそうはない規模!…と書くのは悲しいけど
プロレス界で自前で31人もいる日本の団体なんて、片手で数えるほどしか
中身について詳細に語りすぎるのはヤボだしめんどいので最低限にしますが、私がプロレスを語るとそれでもたぶん長くなる
まず上で持ち上げておいていきなりですが、一般的に見てプロレス興行であるとはいえ、試合をしているのは女子レスラーではなくアイドルですから、かな~りマイルドな部分もあるのは否めないです。
とくに打撃系に投げ技。これは怪我や事故に直結しますから致し方ないかなと思います。が、エルボーはもう少し上手く打って欲しかったな~。誰とは言わないけど、撫でるようなエルボーの子もいたので。さすがにあれでダメージ表現は無理ゲー
だけど、ミラノコレクションATとの半年ものトレーニングに耐えてきたメンバーがリングに上がったということもあり、みんなけっこうサマになってます。私もプロレスファンの端くれ、そりゃ厳しくみようとすればいくらでもアラを探せますが、普通に試合になってた勝負が多くてビックリでしたね。元プロが指導したとはいえ、よくあれだけできたと感心
中でも第3、5、6試合はお気に入り。でも他の試合がダメだってことはなかったし、満足できました
各種技の中では投げ技がかなり少ない印象を受けました。先に書いたように危険度もあるし、単純に持ち上げて投げるのがアイドルの女の子には辛いという事情もあるのかな?と感じた中、溜飲を下げる一撃を放ったのがクイウチ松村(松村香織)の放ったクイウチドライバーとロングスピーチ横山(横山由依)の放ったSAKURAスペシャル。この2つはプロレスファン目線でもお世辞抜きにバッチリ
クイウチドライバーは相手が本職の女子プロレスラーであり、体重もかなりあったと推測されるのにしっかり持ち上げて決めきったのを見て、身体がそんなに大きくないのにすごい馬力があるんだなと松村にビックリ。
SAKURAスペシャルはぶっちゃけエメラルド・フロウジョンだからけして簡単な技じゃないのに、抱え込みから落とすまで完璧。相手もアイドルなのを考慮して、危険すぎない角度も守りつつ、説得力が充分に備わっていたと思います。ロングスピーチ横山がレスラーとしてキック主体の味付けだったので投げは目立たなかった部類の技ですが、SAKURAスペシャルで見た限り横山は投げるときの体重移動や脚さばきがかなり上手だったので、投げ主体キャラでも輝けそう。ぶっちゃけ第7試合は横山が試合を作っていたと言っても過言ではない
そういえばSAKURAスペシャルを受けたのはプロレスファンのハリウッド珠理奈(松井珠理奈)だったのも良い方向に出たかもしれませんね。技や動きだけなら松井以上のメンバーもけっこういましたが、こと「プロレスを理解した動き」になるとトレーニング前からプロレスが好きになっていた松井に軍配が上げざるを得なかった。
具体的にはフォールカウントのキックアウトを挙げます。プロレスにはいわゆる「カウント2.9」に近い返しも大事ですが、こういうタイミングでフォールを返せていたのはほぼ松井のみで、あとはカウント2になってすぐやカウント1で返しちゃうメンバーが多いのが残念なところはあったので…。
レフェリーのカウントが3になるまでに返せばいいのがプロレスですが、ギリギリで返すと客が沸くのを実践できるのはファン目線ならでは。個人的には喰らったのが大技なのに2になった瞬間返すのがいちばんダメ。あっ、たいしたダメージを受けてないなと思われ、大技の効果や印象まで薄れちゃうから。
じゃあカウント1はどうなのか?というと、こっちは(あんな大技を喰らって)ピンピンしてるとかガマンしてバッと立ち上がるという驚きを観客に提供できるから、一概に悪とは言えないのがプロレスの難しいところ。
これを理解できている松井のプロレスファンならではのムーブが小気味良い印象を与えていました。
ちょっと手厳しい意見もいうと、逆にファンならではの「あれもやりたい、これもやりたい」が(本人が技セレクトまで希望したのならですが)松井のプロレスファンとしての悪い部分として出ちゃったかな。
ドラマ版も含め、新日本プロレスの複数のトップレスラーの技をあれもこれも使いたい、とやっちゃったから。
得意技を全部既存である誰かの必殺技にしちゃうと、よほど説得力のあるレスラーが使わない限り、不思議にひとつひとつが薄れるんですよね。これもプロレスの難しいところ
試合や技についてはこれぐらいにして。WIPクライマックスがやったことでいちばん良かったと思うのは実況・解説も起用して会場にも音声を流したこと。実はプロレス興行としては実況や解説が会場に響くのは異質なことで、基本的にはテレビ専用なのですが、それを会場向けにも流したことでプロレスの勝手を知らない客(アイドルファン)に対して、比較的ラクに技・選手の説明や盛り上げに一役買うことができるので。
しかも実況がテレビ朝日の野上慎平アナ、解説はミラノと、新日本プロレスのワールドプロレスリングまんまの布陣ですから超豪華、プロレスファン的にも心配なく聞いていられます
もひとつ言うとカメラや録音などの撮影クルーまでワープロのスタッフなので、ブルーレイに収録された試合映像もとても見やすいです
今度は愛知県体育館で第2弾興行を行うのでその模様も発売されるでしょうけど、1弾が期待値以上だったのでまたぜひ観たいですね。
それにしても愛知県体育館に後楽園ホール…一部のプロレスラーも羨むほどの会場ですよ。後楽園ホールなんて聖地ですよ。笑点も後楽園ホールで収録されるぐらいだし←関係ない
参加したメンバーが口々にやってよかった、お客さんの気持ち良かったと言っていましたが、そりゃ気持ち良かったでしょうね~
松井に続いてこのままプロレスの魅力にどっぷりハマるメンバーが出てきてくれると私はとても嬉しいです