テクニシャンになりたいと思ったあたし | あたし、底辺に座ってる

あたし、底辺に座ってる

生きてることが辛いでーす!
人付きあいがきらいでーす!
だけど死ぬ勇気なんかありませーん!
周りからは明るく見られまーす!
本当は頭の中ネガティブでいっぱいでーす!
たまに何でも気持ち次第だよ!
とか思うけど現実にうちのめされてひきこもりぎみでーす!

男というものは
基本的に下半身で生きているのだろうか



去年までは私も
仕事をしてプライベートもなんだかんだ
充実とまではいかないが
スムーズに過ごしていた


街で声をかけられて飲みに行ったこともあるし
好きな人ができて片想いをしたこともある
そしてこっぴどく振られ傷ついたことも
彼氏がいたこともある

なんとなく男性と関わる機会は前から
あったので、
人見知りでコミュ障ではあるが
はじめのうちは取り繕えるくらいの
スキルは持ち合わせている

そして本題

この間、
何度もいうが数少ない友人に誘われ
飲みに行った

そこには本州から旅行にきたという
男性が二人
自分は遅れてきた身なので
様子を窺っていると、

二人とも
友人に好意的だという事が理解できたので
日本酒を片手に会話に頷きながら見ていたのだ

すると私の隣に座っていた
見た目はさらっとしているが実は甘えた(予想)男が
友人にマッサージを始めた

ここが何とかのツボだよ、とか言いながら

さり気な~く友人へ
スキンシップをはかる
そして、不自然にならないように
私にもツボ押しをはじめ
友人の隣の男にも触りはじめたのだ


それからは徐々に
肩、腰、足へと相手が嫌がらない場所を見極めながら
おさわりを続け
抵抗されることなく抱きしめる形までもっていくのだ
なんという技かと問いただしたかったが
ぐっと我慢した

私は隣で足を組んで飲んでいたのだが
その間にずっと片手を入れられていた

マッサージだよと言いつつ
マッサージっぽい動きで指圧する
そして、
俺、狭いところ好きなんだよねー
押入れの中の布団の間みたいで気持いい
と、別に足に触りたいからやってる訳じゃないですよ☆
というフォローも忘れない

酒が深まってくると
俺、実は甘えたちゃんなんだ
すごく甘えたいと言い出すのだ
知的に真面目に話していた人が突然に
行動は決して知的とは言いがたいけれど
そのギャップが可愛いなあと
母性本能をくすぐる手段にもなるなあと
チャンジャと日本酒うまいなあと
聞いていた


言われなくてもそんな気がしてました
甘えたいんじゃなくてやりたいんだろ?
と聞きたかったがぐっと我慢した

なぜなら、
この美味い日本酒を飲んでから帰りたかったから


飲み会も終盤に近づき
お開きとなったところで
駅まで送ると言われ男女に別れた

私の隣には
マッサージがいたのだが
ホテルの前で
旅行のいい思い出が作りたいから行こうよ
ダメなの?と猫なで声をだして誘ってきた

ルックスは結構なイケメンで
スタイルもファッションもとてもいい
話すときは男らしく知的だったので
その甘えるというギャップに
いいよ!っつてついていく女の子もいるんだろうな~と思った

1軒目2軒目3軒目と
食事を奢ってくれたお礼に
体を差し出します♡
なんて言うはずもなく

結果、友人と飲み直しに街へ戻りました


ここで思った


彼の指には
2000円で買ったという
おしゃれなペアリングがはめこまれていたのだが

最初から女の子と
いい思い出をつくるつもりできたのなら
それを外したらどうかね?と



お金を出せばやれる、とか
どこまでなら許してもらえるか、とか
さりげなく心も体も許してもらえるように、とか

そんなことを飲みの場で学びながら
世の男性たちは過ごしているんだろうかと
考えるとなんだか不思議な気持ちになる

全員がそうじゃないとは思う

だけど、出来ればやりたいという気持ちが
あるのは確かだよな

だって男だもん☆


なんて考えたあたし