うちのドスコイ娘は、基本的にシャイなんだけど、誰に似たんだか、時々、ぶち切れる悪い癖があるんだ。リバティーのおなかの中にいた時も、フリーダムは同居人に一なでされると一蹴りするのに対して、フェアネスは、ぜーんぜん反応しないと思ったら、しばらくして、とつぜん、ボコボコボコボコッと蹴りまくってたらしい。
しかも、悪いことに、フェアネスは、めちゃくちゃ頭がよくて、今まで誰も考えつかなかったようなことを考えつくんだよ。タオルのおふとんにくるまってねんねするとか、新聞紙のフロアリングの下にもぐりこんで歩き回るくらいならいいんだけど、こないだ、家族全員でお出かけした時に、なんと、ペットキャリーのふたを開けて、車から飛び降りそうになった! 同居人がガシッとつかまえたからよかったけど、あぶないったら。
それで、フェアネスは、同居人にマンツーマン(マンツーモル?)でおりこうさんにするトレーニングを受けることになった。
同居人が言うには、フェアネスが危険なことになるのは、驚いた時なんだって。だから、少々のことでは驚かなくなるように、同居人は、フェアネスをいろんなところに連れ歩いて、いろんな物音や物陰にさらすことにしたらしい。昔、僕がやってたみたいに、同居人に付き添ってお出かけもすることになってるらしいよ。
さっそく、洗面所のあかりとスマホのカメラのシャッター音でトレーニング。フェアネス、がんばるんだよー。
それにしても、おなかが、、、。