僕、サインなんてできないよ! | モルモット*ジャスティスの意見

モルモット*ジャスティスの意見

僕、ジャスティス。既婚。双子の子持ち。ここはオーストラリア。同居人、一名。日本人らしいけど英語しかしゃべらないヘンなやつだよ。

同居人がみんなに僕の話をして大笑いしてる。。。

それがさぁ、僕に小包が来てるっていうお知らせのカードが郵便局から届いたんだよね。だから、同居人は、そのカードを持って、郵便局に小包を受け取りに行ったんだよ。

ふつう、郵便箱に入らないようなものが郵送されてきた場合、郵便屋さんは、お知らせのカードを郵便箱に配達して、そのカードを受け取った人が郵便局に行くと、そのカードと引き換えに荷物を引き渡してくれるんだ。ところが、今回の荷物は、特別に受取人のサインが必要だったらしい。でね、受取人が僕だったんだよ。あは。

同居人は、カードと自分の身分証明書を持っていったんだけどね。同居人と僕は苗字がおんなじだからさ、日本だったら、まぁそれでなんとかなりそうじゃない? っていうか、オーストラリアでも、郵便局員が青い目の白人のおばちゃんじゃなければ、それでなんとかなったんじゃないかと思うんだけどね、同居人は運悪く青い目の白人に当たっちゃったらしいんだよ。それで、受取人のサインがなきゃだめだってさ。ジャスティスはモルモットなんだって言っても信用されなかったらしい~。

それで、同居人は、うちに帰ってきてから、僕に急いでサインの練習をしなきゃいけないって言うんだよ。僕、頭はいいけど、手先は器用なほうじゃないから、困ってるんだ。

その郵便局のおばちゃんは、僕がサインしなかったら、荷物は日本に送り返すって言ってるらしいんだけど、同居人が言うには、オーストラリア人のことだから、わざわざお金をかけて日本に送り返すとは思えないって。きっと自分がうちに持ってかえるつもりだろうって。

同居人は、これだから、オーストラリア人には困ったもんだって言いながら、僕のことを知ってるお友だちみんなに電話をかけて、悪いけど、ジャスティスは同居人のモルモットだっていう法定の宣誓宣言書を作ってくれってお願いしてた、もちろん、みんな、大笑いしてたよ。あ~あ。。。