僕らが手にしている富はみえないよ

彼らは奪えないし 壊すこともない

世界はただ妬むばっかり

:椎名林檎「ありあまる富」より

 

2023年は年明けから

自分自身の棚卸しをしたり、問いかけをしたり、という日々が続いていた。

そろそろ落ち着いてきたかなという時に、

大切な存在が属する世界に激震が走った。

 

正直なところ、

このことで自分がこんなに掻き乱されてるとは思わなかった。

私はオタクの中でもライト層だと思っていたから。

 

ところが、ひどく傷ついていることに気がついた。

怒りもおこらないくらい傷ついていることに気がついた。

ライトであろうがヘビィであろうが関係なく、

ひどい言いがかりといじめを連日目の当たりにしていると

大切なものが痛めつけられていると

それを愛する私自身も同様に痛めつけられてゆく。

 

そんな時、椎名林檎さんの「ありあまる富」の歌詞を書き写した手帳を発見した。

私が手にしている「富」ってなんだろ。

自分の選び取った<好き><感性><哲学>………

 

9/20に発売されたSexyZoneの「本音と建前」を家に持ち帰った。

こちらも椎名林檎さん楽曲。

<ほら世界が騒がしかろうと遮ったとたん感度は上がってんじゃん>

<真相に関心ない外野の機嫌など窺うのよした

 大人ほど自然にしたいことしかしないようだ そうしよう>

そうね、「大人」だもの。

そして、私は彼らが奪えない、壊すこともない富を手にしているのだから。

 

紙にペンで書くのと同様に

PCでタイプすることも

感情のデトックスには有効でした。

 

誰もが、

手にしている富を決して侵されることはない。

 

ノリオ