TEDプレゼンテーションではたくさんの拾い物をしています。
世界レベルの母数であれば「こういうのを待っていた!」という出会いが本当にたくさんある証拠です。

以前のブログで「目標を立てるのが苦手」と打ち明けたことがありましたが相変わらずで、新年を迎えるにあたり「今年の目標は・・・」という雰囲気が早くも漂い始めていて焦る・・・。
そんな時に何気なく選んだ動画がTimFerris氏のプレゼンテーション、
「目標よりも恐怖を明確にすべき理由」
双極性鬱病との付き合いの中から得た彼のエッセンスが約13分にまとめられています。

We suffer more often in imagination than in reality.
プレゼン中に何度か登場するセネカの文言です。
(われわれは現実よりも想像で苦しむことが多い)
人間は変化によって出現する未知に恐怖を抱く。
ならば、その恐怖とは自分にとって何なのか?
自分が考えうる、そして挑戦できる回避策は?
そしてダメージを最小限にする為にできることは?
具体的なワークを提示してくれます。

さらに変化を避けるための常套手段「行動しない」については、
しないままでいると6ヶ月後、1年後、3年後はどうなっていると思うかを書き出すワークを勧めています。
(曖昧さ回避のため3年以上については不要とのこと)

英語教材として選んだものがそのまま人生のヒントとなる。
インターネットはやっぱり活用次第です。

当たって砕けろ!
死ぬきでやろう!
という運動部系の豪胆さを持ち合わせない、なにかを始める時に千ほどの根拠を求めずにいられない小心で臆病でそれでも好奇心に抗えない私の様な方にはオススメです。
冬休み、TVから離れてTED、もありかもしれません。
さまざまな混沌、溢れかえるものの中で。