二日目は八時に出発して、貴船に向かった。
目指すは、結界突破だ。
細い道に車が行き交い、「車で行くのは困難です」と
旅行本に書いてある意味が、よくわかった。
ちゃんと体験すると、人の忠告は身に染みるのだ。
なんと大きな高級車が多いのだろう・・・。
ちょっと、フェラーリはありえないよ!!という感じ。
一台見かけたけど・・・。ぜったいすれ違いたくない。
そして、みどりに浮かぶ赤い鳥居を見た時、やっとこれたと
鼓動が高鳴った。
蝉の声が遠くなり、自分の身体と空間の境が感じられなくなる。
石段をゆっくり登る。冷たい水を頂き、ハンカチに浸し生き返る。
あこがれの川床
まだ、どこも準備中だ。冷たい風が時折、汗ばんだ頬を
なぜていく。
さぞかし、涼しくて、優雅な気分になれるのだろう。
予約ができない流しそうめん1200円は、
お昼までまだまだだというのに、「おわりました」という看板になっていた。
今回は、川床料理はお預けということで、ちゃんと自分の伴侶となるひとと
もう一度来る!!と誓いをたてた。
いつかは川床料理・・・。
そして奥宮。とても神聖な空気に包まれている。
貴船口へと歩き、そこから魔王殿を望んで、
鞍馬山登山を試みようとした。
わたしは、体力には自信がある方なのだが、その時は様子が違った。
最初は龍のようにねじり曲がった木に惹かれたり、
天狗のようにみえる木を怖がったりして、
義経の修行を思い楽しんでいたが、
そのうち息があがり、心臓がバクバクと波打った。
何度も休憩し、結界のせいで苦しいのかと、本気で思った。
そして、下りてくる人にあと少しだということを聞き、がんばって
魔王殿に到着する。
看板に、ムチャな行をおこなって身をほろぼさぬようにと、
注意書きが書いてあった。
どんな行をしているのか、想像すると面白い。
だれもが、義経のようになりたいと思うのか・・・。
650年前に金星より地球を救うために降りてきた、
護法魔王尊が奉安されているらしい。
磐座が興味深い。
やっぱ、今のわたしは岩屋や磐座がツボなんだろうな~。
普段のわたしなら、ぜったいそのまま登ると言い張るだろうが、
いままで、感じたことのないこのままいくのは無理だという
警報がなっていたので、せっかく登った山を降りることにした。
帰り、感じたのだが、それはものすごい急な山登りだった。
日ごろの運動不足がたたったのだった。
そして、鞍馬山には車で回ることに・・・。
つづく。









