今回の東日本大震災の支援活動を3ヶ月程前から行っている。
現在、「民間支援団体 Smile」の代表と「東日本大震災圏域創生NPOセンター」の理事として被災地経営企画担当をしている
どちらも、被災した皆様が自立するまでの仕組みを作っています
今回の目的は、被災者がお住まいになっている仮設住宅の現状の視察と石巻に設立する「石巻市総合自立支援センターSmile」の準備です。
今回は、Smileの活動でドキュメンタリー番組を製作して頂いている地元ケーブルTV局も同行しました。

現在の被災地(石巻市)の状況は、無数のハエが飛び交い暑さで嫌な匂いも立ち込めて居ます
現在仮設住宅の整備がある程度終わるが、仮設住宅に移り住むと支援が止められる為に、自分の生活を自分で支えられる方以外は移り住めない現状です。
その結果、仮設は空きが目立つ状況になっています。
確かに、生活する資金がない方には厳しい条件だと思いますが、仮設に予め設備されている家電や備品は、以下の通りです。
・大型冷蔵庫・洗濯機・電気ポット・炊飯器・エアコン・32型のテレビ(テレビ台付)・布団・ガス台
・米・缶詰・カップ麺・マット・毛布・シーツ・シャンプー・リンス・石鹸・髭剃り・歯ブラシ・歯磨き粉・タオル・バスタオル・ゴミ袋・ラップ・キッチンペーパー・割り箸・スプーン・フォーク・茶碗
・汁碗・皿・トイレットペーパー・ウエットティッシュ・ボックスティッシュ・マスク・生理用品・両手鍋・フライパン・包丁・まな板・お玉・ハンガー
※家電は全て最新式で、全て日本赤十字贈与です。
つまり
皆様方の義捐金がこう言う形になりました。
確かに、夏暑く冬寒い、そして突貫工事の爪跡があり、早速雨漏りの被害もあるそうです。
居住の方々は口々に、使用できる期間の事
家電に対してのクレーム
間取りに対してのクレームをおっしゃってました。
確かに制度に関しての問題点は多々あると思いますが、生活出来るお金があれば、これは私が思う人間らしい生活が送れる環境だと感じました。
このお金があればと言う事は、避難所にあるメンタル的な問題を生んだと感じました。
最初は500人の被災者が避難した避難所も現在96人となり、その96人は
自活出来ない96人と言う位置付けを与える結果となりました。
暑さ篭る体育館でと言う事も有りますが、避難所内の空気が、私が何度も伺っている時とは違い、一人ひとりからピリピリとした空気を感じました
避難所の食事は常駐していた自衛隊の炊き出しが終わり、パンや一日一つのお弁当になっています
今こそ炊き出しをしたら、その
空気が少しだけ和らぐかもしれない
みんなで一緒に食事をしたら
多少の安らぎになるかもしれない
早速段取りして炊き出しに行きます。
現在、震災当日2万人居た石巻市の避難者は現在6000人と言われています。
そこから、年金受給者を除くとさらに減ります。
だから手が届くはず
だから今
何よりも先にやらなきゃ
石巻市総合自立支援センターSmileの役割は
・職と住まいの情報の提供
・各種書類の作成代行
・ボランティア様の適材適所へのご紹介及び受付
・生活や悩み事の相談
こんな事が主だった機能になります。
被災地の復興作業を一つの事業として確立する為に「株式会社 被災地」を設立して仕事を請ける
会社はSmileのセンター内に設けます
そして、これから被災地に入る業者の為に、TELとFAX等のオフィス作業の代行業務を行う会社もセンター内に設けます。
これは既に募集を開始しました。
国からの支援金そして皆様からの想いの詰まった支援金だけでは無く、被災者が自分たちで立ち上がる仕組みの構築を進めます。

被災地で見付けた手紙を紹介します
私は宗教を持っておりません、仏壇にただ手を合わせるくらいの人間です。
曽野綾子先生の「老いの才覚」の本を友人に戴きラストの詩を読んだ時、涙が止まりませんでした。
幾度も幾度も読んでは泣きました。
紹介させて戴きます。
夢を見た クリスマスの夜。
浜辺を歩いていた 主と並んで
砂の上に二人の足が 二人の足跡を残して
私のそれと 主のそれと
ふと思った 夢の中での事だ
この一足一足は 私の生涯の一日一日を示している
立ち止まって 後ろを振り返った
足跡はずっと遠く見えなくなるところまで続いている
所が 一つの事に気付いた
ところどころ 二人の足跡でなく
一人の足跡しかないのだ
私の生涯が走馬灯の様に思い出された
なんという驚き 一人の足跡しかないところは
生涯で一番暗かった日とぴったり合う
苦闘の日
悪を望んだ日
利己主義の日
試練の日
やりきれない日 自分にやりきれなくなった日
そこで主の方に向き直って
あえて文句を言った
あなたは日々私と共に居ると
約束されたでは有りませんか
何故約束を守って下さらなかったのか
どうして人生の危機にあった私を一人で放っておられたのか
まさにあなたの存在が必要だった時に
ところが、主は私に答えて言われた
砂の上に一人の足跡しか見えない日
それは私があなたをおぶって歩いた日なのだよ
個人的に私は50歳を迎えようとしています。
十数年前に天に逝った祖母と祖父そして義母、可愛がっていたペット達が今まさに私をおぶって歩いてくれていると日々考えております
私は自分で生きてきた、自分の力で生きていけるって考えていましたが、ひょっとしたら自分の足跡など無いのかも知れません。
沢山の方々におぶって戴いてます。
一人ではありません。
一人では無いのです。
茨城県つくば市の空の下
石巻を想います
朝も昼も夕も夜も石巻を想います
そして東北を想います
東日本を想います
何も出来なくても想います
心をこめて・・・・・
私はこの手紙を読みただひたすら泣きました。
「想い」と言う言葉に過剰に反応してしまったのかもしれない
部活の生徒さんが居る中で、声を上げて泣き続けました。
「想い」のバトンはしっかり受け取り、胸にしっかりと刻みました。
私は今よりももっと早いスピードで、私の限界のスピードでは無く、
あなたが望むスピードで走り続けます