子育てと仕事の両立をうまく運ぶための大前提は、保育園選びです。




何故なら、子どもが育つ環境として安心でき、保育士さんを信頼できて初めて、仕事に集中できるからです。



そして、その保育園選びをいつするか、というと、妊活時期がベスト。



早すぎだと思いますか?

しかし、生まれてからだと遅いのです。



祖父母が同居や、あなたの姉妹が近くに住んでいるから保育園に預けなくて大丈夫、と思っている人は、考え直した方が良いですよ。



身内が見てくれる、という状況は、あなたにとっては便利でも、子どもが育つ環境としては必ずとも良いとは限りません。



それに、祖父母が病気になって子どもを見れなくなったり、姉妹がお家の都合である日突然見れなくなるなんてこともあるわけです。



ふだんは保育園で、何か特別な時にサポートをお願いするスタンスでいる方がお互いのためです。




まず、職種や立場によって、勤務時間の時間帯や長さはさまざまですから、こんな保育園なら両立できそう、という条件を考えましょう。



開園時間、お迎え時間、夜間保育の有無、病後保育の有無、病児保育の有無など、



条件に合った保育園が、いくつか挙がれば、どこにあるか、地図で確認して、見学に行ってみましょう。



探す範囲はパートナーと自分の職場近隣から、助けてくれそうな実家付近まで、広い範囲から初めましょう。




見るポイントは、対応、清潔感、近隣を含めた環境、安全性、保育士さんの活気や愛情やしつけ、子ども達の活気など。



まだ子どもが生まれてこなくて、よくわからなくても、直感というのはけっこう当たっているものです。



五感で感じて、ぜひ、自分の子もここで育ってほしい、と思うか、

ここは嫌だ、と思うか。





そして、いちばん大事なのは、今の住まい。

保育園から数分の徒歩圏内がオススメです。



自宅から保育園までの移動にかかる時間は、子どもの移動時間です。子どもの移動時間は短い方が良いのです。



なぜなら、子どもの移動距離が短い方が安全だから。



朝、子どもを保育園に送り届けるまでが戦争です。子どもの移動距離が長いと、さらに戦争が長引きます。例えば道中でコケて怪我したり、うんち💩を漏らしたり、オシッコでビチャビチャになったり。



それに、子どもが保育園で育つ地域で小学校に入ると、保育園時代のお母さん方のチームワークで、何かと協力し合ってお互いが助かり、それはもう、お金に換えれないすばらしい絆だからです。



今の住まいに近いところにたまたま合う保育園があるのならラッキーこの上ないですが、そんなことは滅多にないものです。



目的の保育園の徒歩圏内に引っ越すのがベスト



目的の保育園が決まったら、その保育園に入る条件を調べましょう。



自宅の住所が、その自治体にないと申し込みできないなら、早いうちに物件を探さなければ。



認可保育園であれば4月のタイミングで一斉入園になりますので、申し込みは入園の前年の秋~冬頃です。その時までに物件を押さえて住民票を移しておかなければならないからです。



ほか、保育園申し込み条件として、長時間勤務で点、共働きで×点、現在無認可保育園に預けて勤務していると△点など、夫婦の合算点で、優先順位が決まるのです。自分は何点になりそうか、自治体のホームページを参考に調べてみましょう。



就労は認めても就学は認めない自治体もあります。大学院などの学生さんは、就学も可能な自治体を選びましょう。



復帰のタイミングを決めるのはあなたです。子供が1歳以上になるまで育休を取ることもできます。



小さなかわいい赤ちゃんと産休中お家で過ごしていると、こんな小さい子を保育園に預けて大丈夫か不安になったり、かわいいわが子ともうちょっと家で過ごしたいと誘惑にかられたりするものです。



が、いずれ子どもを保育園に預けて仕事に復帰するのなら、0歳児からが、親子ともにハッピーなのですよ。



子どもには子どもの社会があるのです。仲間とともに集団生活を楽しむことができるのです。



まだ首のすわっていないような赤ちゃんでも、同じような赤ちゃんに興味津々で、お互い刺激を受けて育っていきます。



そして、仲間や保育士さんや、見守る保護者たちの中で和気あいあいと生活を楽しめ、お家では親の愛情に甘えることもできる、切り替えが無理なくできるようになります。



一方で、1年以上お家でお母さんと過ごした子どもは、保育園生活をすんなり受け入れることが難しくなりがちです。お母さんも、玄関で泣きわめく子を置いて仕事に行く罪悪感いっぱいに。。



それに、途中入園は空きが出ないと入れないので、いつ復帰できるか見通しが立たないのです。



保育園は、待機児童が多く入りにくいというイメージがありますが、早めに対策を立てて0歳児4月入園を目指しましょう。



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子どもを預けて仕事に行くことに罪悪感は要りません。

子どもは保育園に行き、自分は仕事に行くのです。


子どもが育つ環境を整えてあげるのが親の役目です。


さあ、妊活と同時進行で、親子ともにハッピーな保育園時代の準備を♪