朝に配信した記事の一部です。

12月11日(火)
昨日の海外市場では、ドル円は買われる展開となりました。欧州時間はアジア勢のショートカバーが先行。ポンドドルが下落するなど、全般ドル高の流れとなるなか、上値を試す動きとなりました。NY時間に入って、一時500ドルを超える下落となっていたダウ平均が急速な買い戻しとなると先週末の高値112.93円や5日の高値113.24円を上抜けて一時113.37円まで買い上げられました。米長期金利が上昇に転じたことも買いを後押ししています。また、ポンドドルは急落しました。欧州司法裁判所が「英国の一方的なEU離脱取り消しは可能」との見解を示したことで一時1.2769ドルまで買われる場面もみられましたが、その後は11日に予定されているEU離脱協定案の英議会採決が延期されることが報じられると下落。メイ英首相が離脱協定案採決の延期を正式に表明。「合意なき離脱に向けた準備を加速させる」意向を示すと一気に1.2507ドルまで売り込まれました。ユーロドルはポンドドルの急落を受けて一時1.1351ドルまで値を下げています。

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