朝に配信した記事の一部です。

12月10日(月)
昨日の海外市場では、ドル円は頭の重い動きとなりました。欧州時間は米雇用統計を控えて112円台後半でのもみ合いが続くなか、11月米雇用統計ではNFPが15.5万人と予想の20.0万人を下回ったほか、平均時給も0.2%と予想を下回る弱い数字となると112.62円まで下落。直後には米長期金利が上昇に転じると112.91円まで買い戻されるなど方向感のない値動きとなりました。ただ、150ドル近く上昇したNYダウが一転660ドルを超える下落となるにつれて、次第に上値を切り下げる展開に。米10年債利回りが再び2.8450%まで大幅に低下するにつれて112.56円の安値まで下押ししました。ブレイナードFRB議長が「漸進的な利上げは短期的に適切」などの見解を示すと112.77円まで買い戻されるなど、終始値動きが定まりませんでした。

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