【あらすじ】

オーウィンが5人もいる事実にダメージを受けるヌックス。オーウィンは、5人皆がオーウィンであり、全てを共有すると言います。個別で行動できるけれど個体としては一つであり、5人の核となるオーウィンが他の4人の意思を総括しているのだと。残り3人のオーウィンについては、1人が故郷で、2人が違う銀河系で働いています。

ヌックスが自分からアサンガ人の遺伝子が発見されたことについて尋ねると、随分昔に研究のために寄贈された精子なのだと説明されます。故に、ヌックスは地球の生存繁殖が可能な形に発展したアサンガ人の混血とみなされると。

男も妊娠させられるのかとヌックスが尋ねると、2人のオーウィンは声を揃えてヌックスが妊娠するわけではないと言います。オーウィンの濡れ方も正常範囲内だと。

そうこう話しているうちに興奮が高まってきた2人のオーウィンは、ヌックスを挟む形で自身をしごき、果てるのでした。





【感想】

オーウィン同士はきつい顔で睨み合うのに、ヌックスに対してはか弱く、よよよとしなだれかかるあざとさ爆笑二人のオーウィンに対するヌックスの言動が子供二人を相手にしてるお母さんみたいです照れ面倒見よすぎます笑い泣きハンカチ先輩がヌックスと2人きりでいたことに腹を立てながら、それをヌックスにぶつけるって言う。嫉妬というかやきもちでしょうか。全てを共有すると言いながら、すでにヌックスを共有するのは嫌みたいですね。

アサンガ人の遺伝病について、無数の過去と未来が現在に共存するってことは、それらをいじることもできるってことなんでしょうか。最初、多重人格がそれぞれ実在するような感じなのかと想っていたのですが、大分違いますね。いろんな次元のオーウィンが共存している、ということにちかいんでしょうか。同一個体だからそれよりもっと同じなんでしょうね。アサンガ人の遺伝病についてざっくりは話してくれましたが、生まれながらに遺伝病として複数のオーウィンがいたんでしょうか、それとも徐々に増えたんでしょうか。この二人以外は雰囲気が大分違うから気になります。

この時点で、ヌックスのオーウィン使いっぷりが慣れてますね。勝手に擦り付くのを無視してもう一人と会話するって言う。そして、オーウィンが疑問に思うのも納得なくらいグイグイオーウィンについて質問してきますね。

ヌックスは、父親を知らないってことですよね。先祖ではなく実父は?とすぐに聞いているので。そもそも、アリクイは絶滅していて、地球復元事業のためにオーウィンがやってきたって、地球はどういう状況になってるんでしょう。1650年前の精子を使ったって、そんな昔から地球復元事業をやってるんでしょうか。ちょっと前に使った時に、昔提供された古い精子を使ったんでしょうか。オーウィンの年齢は?ヌックスは、アサンガ人の遺伝的特徴を持っているんでしょうか。ここまでの会話で、なぜヌックスが男体妊娠に考え至ったんでしょう。それがアサンガ人なんでしょうか。この辺りは、最新話(第54話)まで読んでもまだわかりませんあせるヌックスが妊娠するわけじゃない、ってポイントですよね〜笑

アサンガ人は自然繁殖率が低いから、古代まで遡らないとデータがなかったんでしょうね。オーウィン自身、自分がナチュラルに発情することを理解するのに時間がかかってましたもんね。

オーウィンにドン引きながらも流されてるヌックスがかわいい〜飛び出すハート