孤独を感じる。



何処かへ逃げてしまいたいけれど、
何処かなんて何処にもなくて
孤独から逃げるということは
世界から逃げるということで。



解り合うことが愛
それが本当なら
みんなひとりぼっち

多分、
それは真実で
多分
違う時もあって。



時間が傷を癒すと言うけれど
時間が傷を拡げることもある。



真実なんて星の数ほどあって
すべてに於いて曖昧なのが
きっと世界なのかもしれない
なんて。



よく、わからない感傷。

ただ安らかに
眠れたらいいのにね。



薬を呑み下して
ただ時が
過ぎるのを待つしかなくて。

いっそ知らなければ
こんなに巡らせることも
無かったのかと
思う時もあって。



それでも
耐えるしかないし
乗り越えるしかないし
生きていくしかない。

全うしたい
いつか
その日まで。



狭い部屋の天井が
広く感じるのは
きっと今だけだから。



強くあれ。