21日の夜、
みりんちゃんと一緒に帰宅しました。
袱紗は、友禅のもの。
第一印象で、
みりんちゃんに
一番似合うかなと思いました。
前日のうちに
リビングの棚を片付けておいたので、
お水と、お気に入りのウェットフードと、
みりんちゃんが着けていた
首輪も一緒に置きました。
昨日、お花を買ってきて、
みりんちゃんの元へ。
ひまわりと、ヒペリカムです。
フラワーベースが行方不明で、
とりあえずの瓶で…
お盆休み明けだったので
少ない種類から選んだのですが、
みりんちゃんは個人的に
淡いピンクが似合うと思っているので
これにしました。
ヒペリカムの花言葉は
"きらめき"と"悲しみは続かない"
みりんちゃんが居た日々の
きらきらした思い出と、
泣いてばかりの私を
みりんちゃんが心配しないように
ぴったりの花言葉かな、と。
あとは、
みりんちゃんが好きだったけれど
食べさせてあげられなかった
人間の食べ物を、
時々、置いてあげています。
まだ、少しでも一緒に居たくて、
夜はリビングで眠っています。
そうしたら、今日、
夢にみりんちゃんが出てきてくれました。
みりんちゃんが、
目を覚ます夢。
ほんの一瞬の夢だったけれど、
泣いてばかりの私を
心配してくれたのでしょうか。
ほんの少しだったけれど、
夢でも逢うことができて、
撫でてあげられて、嬉しかった…
みりんちゃん、ありがとう。
もうすぐ
8月も終わってしまうというのに、
やるべきこともたくさんあるのに、
まだまだ動けそうにありません。
早く立ち直ろうとか
そういうのは、なんだか
みりんちゃんを忘れていきそうで
思わないけれど、
現実問題、
悲しんでばかりもいられなくて。
この悲しみも、つらさも、
みりんちゃんと一緒に憶えていたい。
そう思うのは、
よくないのかな。
日常生活の中でも、
みりんちゃんの面影はたくさんあって。
猫ごはんの時間になると
甘えながらすり寄ってきて、
私たちのごはんの時には
隣に座っておねだりしてみたり、
ベッドで寝ている時は
上に乗って起こしに来たり、
お手洗いに行こうと思うと
ついてきたり、ドアの前に居たり、
帰宅して玄関のドアを開けると
いつもお出迎えしてくれた。
受け入れたつもりだったけれど、
日常が戻るにつれて
ふいに名前を呼ぼうとしたり
面影がよぎることがあって、
その度に、泣きそうになる。
それでも、
いつか忘れてしまうのかと思うと怖くて、
少しでも憶えていられるように
記憶を反芻して。
まだ、しばらくは
このままでいさせてください。