機械って、「難しそう」とか、
「苦手だな」って人いますか?

今回はそんな人向けの話です。


そういう私も、機械をいじり始めたのって社会に出てからだったし、会社では「不器用者」のレッテルを貼られてたので、正直、機械はよく分からないものでした。

そんな機械が苦手な私が、機械を克服していった経緯と、機械とは一体どういうものなのか、
正体を明らかにしていくことで、
機械が苦手だけど、どうしても向き合わなければならない皆さんの助けになれればと思います。

「機械の正体」

機械とは、
動力→仕事をさせる機構
でできており、

何らかのエネルギーで何かを
回すか、
光らすか、
熱を出すものです。

エネルギーとは、
蒸気、熱、運動エネルギーなどで、
メジャーなのは電気や、ガソリンなどによる燃焼エネルギーですね。

このエネルギーを使って、私達にとって有益な仕事をさせる訳ですが、そこに繋げるのってほとんどがモーターか、抵抗器です。

抵抗器は学校で、「電気の流れを妨げるもの」と習って結局何のためのものか分からない人もいるかもしれませんが、一番身近なのは、
ヒーターか、照明です。

どちらも、電気の流れる力を奪って(抵抗)、光や熱に変えて、それを仕事に使っています。

モーターはそのまま、回転力を仕事に使います。

これだけです。

* 企業が使う生産機械には、エネルギーとして、エア、水、蒸気、熱媒などを用いるものもあります。



今は機械と言ってもほとんど電気で動くので、制御が少し複雑になりますが、
こと、「機械って何?」って質問に関して答えることって、

エネルギーを使って、
回すか、加熱・冷却するか、光らすもの

これだけです。
簡単でしょ?



「頭いい人の考え方」

頭いい人っていますよね?
私はそうでもないんで、努力が必要なのですが、
私の周りにも頭がいい人が沢山いて、
そういう人に共通してるのが、
どんな難しい事も簡単にして考えるという点です。

私はよく「難しく考えすぎ!」と言われてましたが…^^;

そして、
機械を作った人は大抵、頭のいい人で、
身の周りにある機械は、頭のいい人達が作ったものです。

故に、機械は思いのほか、シンプルな構成で作られてることが多いです。

シンプルな構成とは、
前回の「改善、改造の思考型」でお伝えした、

何か→[?]→欲しい何か

機械とは、この[?]の中身です。

頭のいい人は、単純化の天才で、ムダを嫌うため、複雑な処理はサッサと定形化して、頭を使わなくていい状態にし、本当に頭を使わなくてはならない事に集中します。

これは、数学やコンピュータの世界ではアルゴリズム化とも呼ばれますが、
機械のみならず、様々な分野のものが、
アルゴリズムの組み合わせで形作られています。

早い話、機械というのはほとんどが、

input(入力)→アルゴリズム→output(出力)

というシンプルな形の組み合わせでできており、
最終的な出力は、「得たい仕事」となります。


で、アルゴリズムの中身が、機械の中身になるのですが、これは大抵フロー図で表すことができ、
1.動力を動かすライン (主回路)
2.操作、制御するライン (操作回路)
の2系統に分かれています。


例1
掃除機

主回路
コンセント刺す→スイッチオン→ファンが 回る

操作回路
     弱のとき→電気を高い抵抗に通す
スイッチ 中のとき→電気を少し低い抵抗に通す
     強のとき→電気をより低い抵抗に通す


例2
草刈機

主回路
プライマリーポンプで、燃料をよぶ
リコイルを引く
エンジン回る

操作回路
スロットル操作で、空気の量を調整
早く回りだすと遠心クラッチがつながる
シャフトとギアを介して刃が回る


あとは、ものによって回路の系統が増えるだけです。

機械によって、系統を見つけだすことができるようになると、製作するにしても、修理するにしても、改造にしても理解がスムーズになりますよ。