台北市・迪化街逍遥 (1) | Mr.Five つれづれなるままに旅紀行

台北市・迪化街逍遥 (1)

迪化街 (漢方薬店が立ち並ぶ迪化街

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私の台北駐在が開始したのは、19907月のことだ。当時の私には、迪化街というのは、まず繊維(布料)と漢方薬の街という感覚しかなく、ただ古い街だというイメージが残っている。しかし、淡水河・水運黄金時代に栄えた老街に興味を持ってから1年程度だが、16年近く経った今になって迪化街の歴史的存在がはっきりしてきた。当時、淡水河上流の大溪には、台灣各地の米、木材、布地、樟脳、石炭、塩、漢方薬などが集まり台北、淡水を経て海外に輸出されて行ったそうだ。その栄華の後は、大渓老街、三峡老街、鶯歌老街、淡水老街、迪化老街などに残っておりその風情は興味深い。

その老街に佇み、明朝の名将軍であった「鄭成功」が活躍した時代に思いを馳せる時、そのノスタルジーが身体の中を走る。

MRTの中山站で下車して南京西路を西に取った。圓環の近くまで来ると通りの向こう(南側)に老街の一部がすでに顔を覗かせた。ここからが寄り道の始まりだった。