プラッキング(初心者〜中級〜上級)
プラッキングに興味を持っている方が、多いようなんで、
改めて、ナイフや、抜く場所を説明しますね。
長脚テリアと短脚テリアでは、道具も変わってきます。
アンダーコートで考えても、
毎週整えなくてはいけない長脚テリア。
年に2回程整えれば良い短脚テリア。
それだけで、選ぶナイフも変わってきます。
ナイフも、販売店では、細かい目と粗い目を薦められてしまいますが、
短脚テリアの初心者の場合は、粗刃が1本あれば良いと想います。
まず最初は、トリミングテーブルに犬を乗せて、
ショー用リードのような細めのカラーで首と頭を区別する。

☝これはちょっと位置が低いです。
☟こっちは丁度良いけど...分かるかな?

ケアーンの場合、毛質を2種類に分けて考えます。
では、
固い毛質のA面(首~背中~尻尾まで)を抜いてみましょう!
「初めの一歩ナイフ」
Classic トリミングナイフ 粗刃
抜いたら必ず、抜いた毛が切れていないか確認すること!
毛は腕力で抜くのではなく、ナイフにはさんで抜く!Desu.....
最初はみなさん力が入ってしまうので、切れやすいんです。
このナイフは刃が大きいので、力を入れても切れにくいナイフです。
続いてボディー(横腹)を抜きます!
カラーが着いているところが全てにおいて中心になりますので、
スタート位置は、常に、首と頭を分けたところからです。
そして終点は尻尾の付け根です。
この写真で毛の流れを参考にしてください。

次は尻尾ですが、キャロットテール(にんじん)、ロウソクの炎型。
根元は太く、先に行く程に細くなり、炎が揺れるように.....♪
毎週コマメに、はみ出ている毛を抜かないと維持は出来ません!
そして、難関の手足です。
外側と内側では毛質が違いますが、始めて抜く時は、
内側がかなり柔らかいと想いますので、必ず切れてしまいますので、
指で少しづつ抜きましょう。
普段、コミュニケーションが出来ていない場合は暴れます。
手足の毛は固くしいないと、汚れる部分ですので、
ショードッグのような飾り毛は家庭犬には不要です。
常に清潔にしたい部分ですので、しっかりとした固い毛にしましょ。
そして、本当の難関はお尻です!
柔らかい部分ですので、かなり嫌がりますが、抜く事で皮膚も強く成って、
清潔に保てますので、頑張って抜きましょう。
最後に、顔から胸です。
顔は、二十丸を作りますが....M&R DEKO HP内の写真を参考にして下さい。
喉から胸は長くする必要はありません、
皮膚に密集して生えている厚みがある毛の方が理想です。
一通り説明はしましたが、ケアーンの毛質を大きく2つに分ければ、
下回りがB面になり、A面の固い毛質よりやや柔らかく成ります。
始めて抜く場合は、切れる可能性が高いので、面倒でも指で抜きましょね。
初心者の方は「初めの一歩ナイフ」で充分です。
Classic トリミングナイフ 粗刃
このナイフで切れないようになったら、次の中級に進みます。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
A面とB面では、毛質も違いますし、生えて来る時間も異なります。
A面の固い毛質はB面に比べればかなり早いです。
特に、首、尻尾の付け根などは早く、コマメに整える必要があります。
「初めの一歩ナイフ」からナイフを使い分けるようになります。
男性と女性では、手の大きさや指の長さなども違いますので、
ここでは、私たち女性の経験と意見しか無いのでご了承下さいまし。
最近、実習会で評判のナイフですが、細かい作業ではなく、
トップコートをたくさん抜く時に良いです。
ポプトナートリミングナイフ スペシャルⅠ
そして、
中級に成れば、細かい作業をするナイフが欲しく成りますねぇ。
ポプトナートリミングナイフ
通称「テリアナイフ」「ホワイトナイフ」と言われているナイフ。
マーズナイフ#320
耳や目頭、細かいところに使用。
そして、こちらはテリア愛好家の憧れのナイフ!
ピアソン
「Finishing Stripper(FINE)」「Regular Stripper(FINE)」のいずれか1本。
または、「Detail Stripper」があっても良いかも?ですねぇ。
ピアソンナイフが使いこなせたら、上級に片足を踏み入れた!
と、言っても良いかと想います。
美しいショードッグを作り上げるトリマーさんは「最上級」なんで、
到底適いませんので、一般的には上級までで良いでしょうね。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ケアーンに限らず、テリアのブリーダー自身も、
プラッキングが出来ない方が多いです。
本来ブリーダーが責任を持って伝授して行くべきことだと想うんです。
ショップで迎えた子でも、店員が出来ないなら売るな!です。
まずは、出来上がりの型よりも、丈夫な皮膚作り、
頑丈なコート作りが最優先ですから、とにかく抜きましょう。
身体に沿って抜いて行けば、間違いは無いので、
勇気を持って、ザクザク抜いて行きましょうね。
今から抜けば、夏には良い毛質に成り、暑い日差しから皮膚を守れます。
バリカンを入れてサマーカットなんて、皮膚が火傷してしまいます。
ナンセンスですし、虐待ですよ~~~!!!
トリミングなどの基本情報は「M&R DEKO KENNEL」で、
実写、イラストにて説明をしておりますのでBlogではココまでです。
1匹、1匹、個体差もありますし、みなさんの癖もありますので、
是非、実習会に参加して下さい。
夏には、今、HanaとRaiがショーでお世話になっている、
(HPでも実演してくれている)
露木佳代子さんを招いて実習会を行います。
テリア犬種は勿論、Eコッカー、Aコッカー、
プードル、シーズーなどのトリミング犬種は全て参加可能です。
日程が決まりましたら、改めてお知らせします。
愛犬は、飼い主が手入れしてこそ、愛犬家ですPON!
Yes,No選んでバナーをPON!
携帯はここからPON!(テリアなブログ村)
改めて、ナイフや、抜く場所を説明しますね。
長脚テリアと短脚テリアでは、道具も変わってきます。
アンダーコートで考えても、
毎週整えなくてはいけない長脚テリア。
年に2回程整えれば良い短脚テリア。
それだけで、選ぶナイフも変わってきます。
ナイフも、販売店では、細かい目と粗い目を薦められてしまいますが、
短脚テリアの初心者の場合は、粗刃が1本あれば良いと想います。
まず最初は、トリミングテーブルに犬を乗せて、
ショー用リードのような細めのカラーで首と頭を区別する。

☝これはちょっと位置が低いです。
☟こっちは丁度良いけど...分かるかな?

ケアーンの場合、毛質を2種類に分けて考えます。
では、
固い毛質のA面(首~背中~尻尾まで)を抜いてみましょう!
「初めの一歩ナイフ」
Classic トリミングナイフ 粗刃
抜いたら必ず、抜いた毛が切れていないか確認すること!
毛は腕力で抜くのではなく、ナイフにはさんで抜く!Desu.....
最初はみなさん力が入ってしまうので、切れやすいんです。
このナイフは刃が大きいので、力を入れても切れにくいナイフです。
続いてボディー(横腹)を抜きます!
カラーが着いているところが全てにおいて中心になりますので、
スタート位置は、常に、首と頭を分けたところからです。
そして終点は尻尾の付け根です。
この写真で毛の流れを参考にしてください。

次は尻尾ですが、キャロットテール(にんじん)、ロウソクの炎型。
根元は太く、先に行く程に細くなり、炎が揺れるように.....♪
毎週コマメに、はみ出ている毛を抜かないと維持は出来ません!
そして、難関の手足です。
外側と内側では毛質が違いますが、始めて抜く時は、
内側がかなり柔らかいと想いますので、必ず切れてしまいますので、
指で少しづつ抜きましょう。
普段、コミュニケーションが出来ていない場合は暴れます。
手足の毛は固くしいないと、汚れる部分ですので、
ショードッグのような飾り毛は家庭犬には不要です。
常に清潔にしたい部分ですので、しっかりとした固い毛にしましょ。
そして、本当の難関はお尻です!
柔らかい部分ですので、かなり嫌がりますが、抜く事で皮膚も強く成って、
清潔に保てますので、頑張って抜きましょう。
最後に、顔から胸です。
顔は、二十丸を作りますが....M&R DEKO HP内の写真を参考にして下さい。
喉から胸は長くする必要はありません、
皮膚に密集して生えている厚みがある毛の方が理想です。
一通り説明はしましたが、ケアーンの毛質を大きく2つに分ければ、
下回りがB面になり、A面の固い毛質よりやや柔らかく成ります。
始めて抜く場合は、切れる可能性が高いので、面倒でも指で抜きましょね。
初心者の方は「初めの一歩ナイフ」で充分です。
Classic トリミングナイフ 粗刃
このナイフで切れないようになったら、次の中級に進みます。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
A面とB面では、毛質も違いますし、生えて来る時間も異なります。
A面の固い毛質はB面に比べればかなり早いです。
特に、首、尻尾の付け根などは早く、コマメに整える必要があります。
「初めの一歩ナイフ」からナイフを使い分けるようになります。
男性と女性では、手の大きさや指の長さなども違いますので、
ここでは、私たち女性の経験と意見しか無いのでご了承下さいまし。
最近、実習会で評判のナイフですが、細かい作業ではなく、
トップコートをたくさん抜く時に良いです。
ポプトナートリミングナイフ スペシャルⅠ
そして、
中級に成れば、細かい作業をするナイフが欲しく成りますねぇ。
ポプトナートリミングナイフ
通称「テリアナイフ」「ホワイトナイフ」と言われているナイフ。
マーズナイフ#320
耳や目頭、細かいところに使用。
そして、こちらはテリア愛好家の憧れのナイフ!
ピアソン
「Finishing Stripper(FINE)」「Regular Stripper(FINE)」のいずれか1本。
または、「Detail Stripper」があっても良いかも?ですねぇ。
ピアソンナイフが使いこなせたら、上級に片足を踏み入れた!
と、言っても良いかと想います。
美しいショードッグを作り上げるトリマーさんは「最上級」なんで、
到底適いませんので、一般的には上級までで良いでしょうね。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ケアーンに限らず、テリアのブリーダー自身も、
プラッキングが出来ない方が多いです。
本来ブリーダーが責任を持って伝授して行くべきことだと想うんです。
ショップで迎えた子でも、店員が出来ないなら売るな!です。
まずは、出来上がりの型よりも、丈夫な皮膚作り、
頑丈なコート作りが最優先ですから、とにかく抜きましょう。
身体に沿って抜いて行けば、間違いは無いので、
勇気を持って、ザクザク抜いて行きましょうね。
今から抜けば、夏には良い毛質に成り、暑い日差しから皮膚を守れます。
バリカンを入れてサマーカットなんて、皮膚が火傷してしまいます。
ナンセンスですし、虐待ですよ~~~!!!
トリミングなどの基本情報は「M&R DEKO KENNEL」で、
実写、イラストにて説明をしておりますのでBlogではココまでです。
1匹、1匹、個体差もありますし、みなさんの癖もありますので、
是非、実習会に参加して下さい。
夏には、今、HanaとRaiがショーでお世話になっている、
(HPでも実演してくれている)
露木佳代子さんを招いて実習会を行います。
テリア犬種は勿論、Eコッカー、Aコッカー、
プードル、シーズーなどのトリミング犬種は全て参加可能です。
日程が決まりましたら、改めてお知らせします。
愛犬は、飼い主が手入れしてこそ、愛犬家ですPON!
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