私も必要な本をAmazonで買うことはあります。

 

ただ、できるだけ本屋で買うようにしています。

 

ひとつには、そうしないと街から書店が消滅してしまいかねないからです。

 

事実書店の数は減る一方です。

 

【アルメディア調査】2020年 日本の書店数1万1024店に、売場面積は122万坪 - 文化通信デジタル

 

八重洲ブックセンターの閉店も悲しい出来事でした。

 

しかし、肝心の八重洲ブックセンターから足が遠のいていた(丸善の方が事務所に近い)ので、私の単なる郷愁に過ぎません。

 

もうひとつ、書店を訪ねる大事な理由があります。

 

それは、広い領域から情報を得られる点です。

 

PCの画面サイズから得られる情報はとても少ないのに対し、リアルな書店には上下左右どの方向からも情報が得られます。

 

ついでに音声情報もあります。

 

特にネットだとビジネス書分野で検索しますし、かなりニッチな書籍がおススメに出てきます。

 

つまり興味の範疇でしか書籍が探せなくなるのです。

 

書店では社会科学にとどまらす、人文科学も自然科学も目に入ります。

 

広い視野で自分のテーマを俯瞰してみることができる利点があります。

 

それだけでなく、世の中全体の関心の方向がわかります。

 

そんなわけで、時間がある時の本屋巡りはやめられません。