2016の自分のベスト15、改めて聞いてみたけどセンスあるわ〜(笑)未完→箒星の流れとかよく見つけたなって感じ。

それはともかくトゥモネバですね。
ミスチルで一番CDが売れた曲?だったかな確か。まあ、下手したらミスチルで一番有名な曲かもしれない。自分もミスチルを好きになる前からサビは歌えた。
個人的にはinnocentworldから立て続けにこれを作れたのが、ミスチルの、桜井さんの奇跡なのだと思う。まあこの後もすごい曲はいっぱい出てくるから、才能は間違いなくあるんだけど、この2曲は90年代ミスチルのツートップ。比較してみると、innocentworldは勢い、若さ、エネルギー、そういったある種未熟さが満ち溢れた曲、一方Tomorrow never knowsは、とにかく完成度の高い、ヒット二発目にしてTHE・ミスチルとも言える曲。個人的な感想だけど、この2曲の印象は対照的。



歌詞
「分かり合えた友の愛した女でさえも」
まあまず耳につくのはここ。やはり波乱万丈な恋愛。一説にはこの友は田原さんのことらしいが、なんかもうすごい。1番は愛について歌ってて、なんだかよくわからないけど反省の色がみられる。しかし2番では…
「人は悲しいぐらい忘れていく生き物」
忘れるんかーい!都合いいな!
「そんな風にして世界は今日も回り続けている」
話を一気に世界レベルに昇華。
…これここまで書いて気づいたんだけど「分かり合えた友の愛した女」をさらにフった話なんかね?愛した女を奪った友に対して償ってるのかと思ったら、その女本人に対して償ってるってすごいねこれ。「分かり合えた友の愛した女でさえも(フっちゃったよーん)」って話か。住んでる世界が違いすぎ。
「誰かのために生きてみても oh oh Tomorrow never knows 心のまま僕はゆくのさ 誰も知ることのない明日へ」
オゥオゥじゃねえよって感じ。償いは1番で終わりかい。そんで結局自分のために生きて心のままいくんかい!とツッコミが絶えない。
「癒えることない痛みならいっそ引き連れて」
まあそりゃそんなことしちまったらそんな痛み、置いてくわけにはいかない。引き連れるしかない。
「少しぐらいはみ出したっていいさoh oh 夢を描こう」
はみ出す(意味深)夢を描く(意味深)自己肯定の天才かよ。
「誰かのために生きてみたってoh oh tomorrow never knows」
あまりこの曲を知らないままカラオケとかで歌おうとするとここのリズムが取れずに「えっ」となります。まあそれはさておき結局女を奪ってしまった友も、そして傷つけてしまった女も、「俺の人生はみだしまくり♫自分のために生きなきゃしょうがないよ☆」で片付けてしまう。クズすぎてウケるが、これをJ-POP有数の名曲にしてしまうのが桜井和寿の天才的なところだと思う。こんなけちょんけちょんに言ってるが僕はこの曲が大好きだ。こういう流れで見るから「誰かのために生きてみたって」という歌詞は酷く感じるが、「自分のために生きる」ことは一般論としてとても見失いがちな大切なこと。この曲はそんな二面性があるからすごい。


イントロからしてもう名曲の予感がすごい。このイントロが好きすぎて何一つ楽器は弾けない自分がこのイントロだけはピアノで弾ける。Signとコレが自分の中のミスチル二大イントロ神曲。
1番から2番に入るところで「さあここからが本番だよ」感がある。そして最もテレビとかで目にするのは2番、そこから少し落としてCメロ、からの「この長い旅路のどこかでぇぇ〜〜〜(デーデデ、デーデデ、デーデーデデー⤴︎⤴︎⤴︎)(きゅいいいーーーーん)」
すごい頭悪そうに見えるけどここが一番好き。ラスサビは壮大の極み。語彙力がなくて申し訳ないが本当にスケールがでかい曲である。







とにかく何度も言いますがこの曲は「完成度」これにつきます。innocentworld同様、聞くたびに惚れ惚れしてしまう曲です。