前から行こうと思っていた、前方後方墳としては栃木県最大・全国5位の墳丘サイズを誇る前方後方墳・足利市南部にある藤本観音山古墳に行ってまいりました。足利市駅で自転車を借りることができたのはラッキー。
足利市駅から中橋通りこと県道38号をひたすら南下、国道50号BPと矢場川・両毛橋を渡った先に、一目でそれとわかる巨大な墳丘が見えてきます。
横から見るとこんな感じ。墳丘に登る階段もありましたが途中で通行止めになっていました。ちょっと残念ですが参道には江戸時代の庚申塚(文政年間=家斉時代、定信失脚後)や、奥の方に主体部とみられる祭壇(かなり立派です!)も確認できました。作られたのは4世紀半ば=中国華北では氐族・符氏により「前秦」が勃興し、江南では東晋を桓温が仕切っていた頃とみられています。かなり古い時代に作られた古墳です。ちなみに埴輪の出土はないようでした。
「空白の4世紀」の毛野地方に君臨した強豪豪族の首長の墓であることは間違いないですね。
このほか織姫神社(山頂古墳の存在は知ってましたが、もう1つ別の古墳があることが判明しました!)にひなたやさんとばんな寺、そしてアミューズメントカフェNさんとイーたん聖地巡礼をしています。