はい、表題のところに行ってまいりました。1日券の割安感ぱねぇ!
行き先は「弘明寺」と「大塚・歳勝土遺跡」です。
1、弘明寺(ぐみょうじ)
開基が奈良時代にさかのぼる古刹です。はい、近隣の(!)建長寺や円覚寺よりも古い時代からここにあるお寺です。
いつだか新聞で特集されていたので気になっていってみました。
はい、小高い山の上にあります。結構急な階段を上りました。本尊の十一面観音は国宝で、鎌倉時代の花器が文化財としてここにあるとのこと。
個人的に気になっていた湧き水は、わかりやすい形では存在しませんでしたが、手水屋が大正時代のもので、このころに更新されたことからすると、湧き水の可能性はあります。かなり険しい山の上ということを考えても、出ても不思議ではありません。
このほか地下鉄駅から行く途中の商店街もなかなか面白く、一軒の価値ありです。
2、ランチタイム~くじら軒。
そしてセンター北へ移動しました。まずはくじら軒のラーメンでお昼ご飯とします。
ここはラーメンファンの知名度が非常に高いお店で、行列必至かと思いきや、すぐに着席できました。
そして「センター北」という駅名を覚えるきっかけになったのが、このくじら軒だったんです。
今回食べたのは「スタミナラーメン」でした。王道の醤油ラーメン(塩味もありました~次回以降こちらも注文してみたいです)で、すっと食べられました!すげーうまかったです!
3、大塚・歳勝土(おおつか・さいかちど)遺跡
いよいよ本命です。竪穴住居と高床建物(これは倉庫だというのが多数説ですが、異説も主張されてます)が立ち並ぶ居住エリア・大塚遺跡と、
墓地エリア(方形周溝墓)の歳勝土遺跡から成り立っています。特に今回、方形周溝墓の実物を初めて見ることができたのは大きかったです!思っていたよりもうんと小さい(1辺3~4mぐらい)のと、数が多いのに驚かされました。
この大塚遺跡を特徴づけるのがこれ、空堀です。大塚遺跡はいわゆる環濠集落で、このような空堀で防衛線を作って、その内側に竪穴住居を建ててありました。あるときに竪穴住居の多くが焼失したことがわかっていますが、その焼失原因にも争いがあります。
大塚・歳勝土遺跡、なかなか奥が深いです。併設されていた資料館が工事で閉館中だったこともあり、再訪を予定しています。