東日本大震災からちょうど3年目になる今夜の更新のネタは何がいいかな、と考えたところ、被災地に新路線「仙石東北ライン」なるものが開通することがわだいになっていることがわかりましたので今夜はこれを取り上げたいと思います。
東北本線塩釜駅と、仙石線高城町（たかぎまち）駅との間を結ぶ接続線を建設、同線を通る快速列車を運行するのだとか。これにより、仙台～石巻間の所要時間は最速の特快で52分、通常の快速でも58分と1時間を切ることになります。震災前の最速列車・A快速が63分でしたから、かなり大きなインパクトがあるものと思われます。
この快速列車に充当されるのは新型のハイブリッド気動車・HB-E210系（動画）です。東北本線が交流電化、仙石線が直流電化ということで、普通に考えたら「交直流電車（E531系のごとき）を投入！」といきそうなものですが、実は交直流電車は不当に導入コストが高く（それゆえ常磐線中電は置き換えが遅れたとの声あり）、採算が取れないかもしれないということでハイブリッド気動車の導入となったものとみられます。それだけではなく、同車を近隣の石巻線でも運行する計画もあるらしく、車種統一による合理化の側面もひょっとしたらあるかもしれないと勘ぐっています。
個人的には205系・キハ40に存在した「マンガッタンライナー」仕様車の登場が楽しみです。あと仙台出身・荒木飛呂彦氏にちなむジョジョ列車があっても楽しいかもｗ。途中駅で両編成がすれ違うなんてことも......。