今夜は久々の廃線シリーズ。その中でも希望のある話題を。
ごく限定的ではありますが、廃止になった路線の線路に再び列車が走り出す例がちらほら出てきていますね。
1、片上鉄道復活区間延長。
90年代終わりごろに車両と吉ヶ原駅構内の線路を整備していた片上鉄道(廃止は1991年)ですが、先ごろかつての終点・柵原駅(黄福柵原に改名)までの線路を復活させたようです。難しいかもしれませんが、和気駅乗り入れ復活に期待したいところです。
2、可部線廃止区間一部復活。
可部線の廃止区間(可部以北三段峡まで)の一部、河戸(ごうど)までの区間が直流電化で復活する旨はかつて取り上げたような記憶があります。住民の運動が実っての再度の列車運行開始、地味にすごいことだと思います。新車227系投入も地元民の士気を高めること請け合いですね。ただ、広島市役所による新駅の用地買収が遅れていることがあり、開業は2017年になるそうですね。
可部線で運転士の研修中(?)の227系。同車も当然復活区間の新終着駅に発着するものと思われます。
今夜は、廃止路線にまつわるちょっといい話でした。