西武2000系・田無事故代車グループ。 | 極秘計画進行中!もっとオタクの味方となるために!「オボコノサトリ」

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謎の人物...もといオタクの味方であり自らもオタクである「仏滅」が、自分が面白いと思う鉄道模型とかQMAとかアニメとかボーカロイドとかをネタにして読者の皆様に楽しんでいただくブログ....でしたが、最近は本業の極秘計画進行中(内容は来るべきにここでお話いたします)。

先々週・先週と2週間立て続けで首都圏をおそった豪雪。とりわけ山梨県では甚大な被害が出ているとのことですね。

さて、そんな首都圏の豪雪に関連して、昭和末期の西武新宿線で発生した田無事故についてのコメントをいただきました。あの事故は耐雪ブレーキの不備が原因で先行する準急に後発の急行が追突した(いずれも2000系により運行)というものでしたが、これにより骨折した乗客が出た上に2000系に6連・2連各2編成ずつが使用不能になるという事態が生じました。
これにより、当時2000N系の設計がかなり進んでいた状況ではありましたが、従来のスタイルで2000系が生産されることになりました。それが今夜お話しする「田無事故代車グループ」です。
この田無事故代車グループは、2連・6連各2本ずつが存在します。

すなわち、
2連の2417Fと2419F、




6連の2031Fと2033Fです。


このグループは、従来の2000系とは異なり、押し込み型ベンチレーターを装備して落成しているのが特徴です。私はこのグループをはじめて見かけたときに「なんじゃこりゃぁ!」と思ったものですが、その製造の背景を知って「ああ、なるほど」と納得したものです。
なお、西武では、この事故を契機に在籍全車両に耐雪ブレーキを追加する改造を行ったとのことですが、他社でも同時期に同様の改造をした旨の記事にふれた覚えがあります。こういうのは最優先で施工すべきものの1つですよね。

おまけ(ちょっとだけ艦これネタ入ってますw)



通常の2000系はこのとおりグローブ型ベンチレーターを備えています。動画は今日が史実における軽巡那珂の命日ということで、那珂ちゃんゆかりのナンバー・2411Fを採用しました。