ミク「今夜は、昨夜紹介した写真の撮影にあたって用いた新しい光源装置のお話です。」
リン「マスターは、昨夜の写真を撮るのに新しく光源装置を作ったんだってね。」
レン「市販品もあるけど、うんと値段が高いからね。」
商品撮影セット フォトラ【発売済在庫品】
¥19,800
楽天
俺「そこでだ。俺はネットを検索して似たような効果を発揮する光源装置を自作した方がおられないか調べてみた。そうしたら.....」
ミク「案の定いらっしゃった、というわけですね。」
俺「そのとおりだ。購入品は以下のとおりだ。」
1、ダイソーにて
省エネランプ昼光色*4
カードケースハードタイプA4サイズ
ポップホルダークリップタイプ1パッケージ
台所汚れ止めシート 1ロール
A4トレーシングペーパー 1袋
2、ホームセンターにて
レセップ(電球のソケット)26口径*4
スライド式スイッチ*1
3、家にあった材料
廃品家電(粗大ゴミとして捨てられる運命のもの)から切り出したプラグとコード
(うち1つはスイッチつき)2本
カードケースハードタイプB5サイズ
ダンボール箱*1
「鉄道模型運転セット(TOMIX製)」の空き箱*1
目玉クリップ
ガムテープ
MBF材(10*10、20*10各1枚)
俺「以上の材料を使って作っていくんだ。一番重要なのは配線!レセップを裏返して、同じ形をしている側の端子同士を短く切った電源コードで結んでやるんだ(今回はレセップ3つをつないだので中間は片側2本の計4本)。こうすると素人考えでは直列つなぎになっているようにも見えるが、実はレセップの内部構造上これで並列つなぎ(つないだ複数の電球の明るさがすべて同じになる)になるぞ。ここを間違えるとショートして、最悪の場合失火で小火騒ぎなんてこともありうるぞ。この記事だけ読んで分からない方は『レセップ つなぎ方』なんてキーワードで検索されたい。」
ミク「マスターは電気工事のプロではありませんからね。」
リン「あとの作業の内容は大体想像がつくと思うから、完成品の写真いってみようよ。」
レン「なんだこの貧乏くさい謎の物体は~wwwww」
俺「見た目が貧乏くさいのはやむをえんなw。そこはそれ、こいつの性能を見せてやろうじゃないか。一例として私服リリーナ様の写真で比べてみようと思う。
1、光源装置採用前
2、光源装置採用後
ミク「採用後の写真の方が、より被写体が見やすくなっていますね。ところでマスター、買ったレセップと電球はは4つですよね。ですが3つしかつないでいないというのは....もしや貧乏くさい物体のうち、左の小さい方に採用したのではないでしょうね。」
俺「実はだな。最初に買ったレセップは3つだけだったんだ。実際に撮ってみたら逆サイドの影がやたらと目立ったので急遽小型のものをもう1基追加したわけだ。」
リン「このリリーナ様の写真は、その小さい方を増設したあとの写真、ってわけだね。」
俺「そうだよ。あれを追加する前は、写真の向かって左側が暗くて効果がいまいちだったんだな。」
レン「だけどどうして追加した方は小型にしたわけ?」
俺「何のことはない。俺の場合、既存のスタンドと併用するから、この程度の光量で十分だったわけだ。」
ミク「そうやってケチった....もといコストを下げたわけですね。」
俺「.......いかにも、それ以上でもそれ以下でもない。」
ミク「ですが、この低コストでこれだけの効果を上げられることは評価すべきと思います。ただ繰り返し申し上げますが、これから製作される方は配線のショートで小火騒ぎを起こさないようにはくれぐれも気をつけてくださいね。」
リン「ミク姉の言うとおりだよ。」
レン「大事なことだから、2度言ったんだからね。」
俺「ただ、アフィリエイトの商品は、高いだけのことはあって俺が作ったボロと比べると性能は向こうの方が上だ。究極の画質を目指される方ならケチらずそちらを購入されることを俺は勧めたいな。」
ミク「マスター、それアフィリエイトのステマですよ!」
リン「...とまあ、マスターがぼけてミク姉が突っ込んだところで今夜の更新はおしまいだよ。」