少し前に製作開始宣言を出した京王9000系ですが....。
リン「マイクロエースから製品化予定のアナウンス出ちゃったね。」
【予約注文】2012年9月予定マイクロエース A7470 京王9000系 8両セット
¥22,680
楽天
レン「こりゃマスターきっと慌ててるぞ.....あれ?ミク姉どうしたの?」
ミク「マスターは、あれは相手にしていないみたいですよ。」
俺「いかにも、ミクの言うとおりだ。まず第一に上のアフィリエイトの値札を見てみろ。気軽に買える金額じゃないぞ。これで6000系2連をつなぐためのTNカプラーまで購入したら、一体いくらの車両になるかわかりゃしない。それに9000系は『ペヤングで比較的簡単に作れる』つくりの車体の形式でもあるんだ。そう、戸袋窓なしの1段窓というスタイルは、まさに窓抜きの手数の少ない、ペヤングによる量産向きの車体だ。やや難しい正面も、Bトレから持ってくればさほど大きな問題にはならないぞ。総工費は8連でも4桁で収まるはずだ。」
リン「製品の値段が高くて自作もさほど難しくない、か。それなら確かに自作の価値はなお残るかもね。」
レン「ところで、マイクロエース製品のプロトタイプって、どの編成だったっけ?」
俺「9708Fだな。」
ミク「確か、乗り入れ車と同じタイプのクーラー(CU-711C)を搭載したグループですよね。ということは、ちょっと手間はかかりますが、クーラーが異なる9701F~9706Fを選ぶのであれば、かなり違う印象になるのではないでしょうか?」
俺「だな。しかも9701Fと9702Fについて言えば、登場当初は6000系2連が臙脂帯1本の塗装だったことも見逃せないぞ。」
リン「既存の2連を使い分けることで、いろんな時代を再現できるってことだよね。」
レン「それ聞いちゃうと、マイクロエースが選んだラストナンバー編成は6000系2連の塗装が2色帯塗装に限定される(6416Fのリバイバルカラーは除く)から、いまいち面白みには欠けることにもなりそうだよね。」
俺「となると、いよいよこの自作編成も9701Fか9702F(両者は搭載しているクーラーの形式が異なる)として作る方針でいくのがよさそうだな。」
ミク「そうですね。この方針で工作を続行することにしましょう。」