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もはや説明は不要でしょう。いじめられっ子の主人公が故・パット森田扮する「ミヤギ師範」と出会って空手を覚えて強くなっていき、ついに大会でいじめっ子のリーダー(?)を倒すお話ですね。
最初主人公はいじめっ子の大群にフルボッコにされるのですが、そこを通りかかったミヤギ師範が助けます。一念発起して強くなろうとする主人公、いろいろ回った末、最終的にミヤギ師範に入門します。そこでの稽古は傍から見ると「え?」と思える内容のものなのですが、実はその動きがなんと空手の基本動作だったりするのです。中盤以降、主人公が一人で稽古を続けるシーンを初めて見たとき衝撃を受けました。「何これ!ちゃんと空手の型になってるじゃないか!」
そしてあの謎の稽古の正体が「空手の基本動作を体で覚える」稽古だったんだとわかるまで時間はさほどかかりませんでした。そんな主人公の基本をしっかり守った空手が最大の敵を大会で打ち破るラストシーンで思いっきり泣きました。
本作は、私に対しては「基本の大切さ」というメッセージが特に強く伝わった作品ですね。
本作視聴後「基本」という言葉が私の中で激しく重くなったことを最後に申し上げておきましょう。
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