ミク「地震後初めての出番ですね、マスター。」
俺「ああ、そうだな。今夜は太陽電池でNゲージを走らせる話をしよう。」
リン「前にも少しその話してなかったっけ？」
レン「そういえばマスター、そんな話を前にしてたような。」
俺「ああ、してたぞ。だが実際にやろうとすると、そもそもNゲージの走行に使えるほどの出力をたたき出せる太陽電池は結構高価（安いものでも8000円近くすることが検索の結果判明）だし、パワーパックを魔改造する必要もあって初心者が手出ししにくいかな、とも思えたんだ。」
ミク「そこで今夜はうんとお手軽な、KATOのバッテリーパックとエネループのようなニッケル水素充電池、そして太陽光充電器を使った、初心者にもおすすめの方法を紹介したいと思います。」
俺「まずKATOのバッテリーパックだが、これは最近再生産されたな。チビロコとレールのトータルセットに入ってるぞ。」
KATO【チビロコ SL列車トータルセット】10-501-1
￥6,250
楽天
リン「単品販売はないの？」
俺「うーん、完全に運になるけど、あるとすればネットオークションぐらいかな。」
レン「マスターが持ってるやつはどういう経路で売ってたわけ？」
俺「あれはホビーセンターカトーのジャンク品だな。動くかどうか心配だったが、ちゃんと動いたぞｗ。」
ミク「これに使う電池を、太陽光充電器で充電する。そして充電式のニッケル水素電池の多くは単３形なので、市販のサックを使って単2型に変換する。たったそれだけのことなんですよね？」
俺「ご名答。簡単だろ？」
リン「問題はあの地震後のどさくさで電池本体・変換サックが品薄になってることだよね。」
レン「そうだね。マスターも秋葉原まで行って、サックを買えなかったんだよね。」
俺「まあ、単２へ変換するサックは前々から持ってたんで問題なしだがな。今日買えなかったのは、懐中電灯に使うときに使う単１への変換サックだ。」
ミク「ですよね～。ですがうまくこれらのグッズを揃えられますと、Nゲージをコンセントいらずで楽しめることになりますね。これも『ヤシマ作戦』の一環というわけですね。」
俺「まあ、そんなとこだな。もっともでっかいレイアウトで走らせるには、出力が決定的に不足するんで、超小型レイアウトで１～２両編成の電車を走らせるのに限定されるがな。」
リン「だけどそれでも、単３電池の汎用性の高さからして、何も『バッテリーパックでNゲージを走らせる』以外の使い道にも応用できるよね。」
レン「サックを駆使すれば、単４対応の機器や一部のデジカメ以外の大半の電池を要求する機器に使いまわせるから、この技は知っとくと便利だよね。」
俺「ことによっては、停電でコンセントが死んでいるようなところでも活躍しそうだな。」
ミク「今夜のエントリは、鉄道模型に関心のない方にもお勧めの充電池使いこなし術でした。」
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