R.B.Pre V3
2013年にV1から始まったこのシリーズもおかげさまでV3まで進化しました。外観内部バックパネル基本的にはV2aにDD-7とVUメーター、メーター駆動アンプ、電源回路をひとつの個体にまとめたものです。が、せっかくDD-7をバラして搭載するのだから長年の懸案だった「アレ」を具現化できないか?と考えました。初期性能を維持しているテープデッキでディレイをかけた場合、リピートを繰り返す度に高域が強調されたシャリシャリ音になります。実際には録音、再生を繰り返す過程で中低域が削られて高域が強調されて聴こえるのだと思います。これをなんとか再現出来ないものかと...サンプルサウンドhttp://yahoo.jp/box/_TMbZD'74Strat(Normal P.U.)→R.B.Pre V3→AMP1回目はトーンを効かせていないノーマルのDD-7のリピートサウンド、2回目は本機のトーン回路を使ったDD-7のリピートサウンドです。F.B.TONEは右に回しきった状態がノーマル、2時半〜3時前後で良い感じのシャリシャリサウンドになると思います。多機能コンパクト高音質が売りのDD-7ですが私はディレイとしての基本サウンドがとても気に入ってます。同じBOSS製でも他のディレイではうまくいきませんでした。不要なものを取り外しメイン基板とコントロール基板のみ載せてあります。LEDも不要ですが通電確認に便利ですし精神衛生的にもよろしいのでそのまま付けています。V2開発時に培ったSelf-Feedback-System™(実用新案出願思案中)を搭載していますのでDD-7はシングルリピートにセットしてあります。トーン回路を増設しDD-7への配線を少々工夫することでなんとかテープデッキのリピートサウンドに近いサウンドを再現できたと思います。VUメーターは内部抵抗がTP-1011のものと同じものが見つかった(あまり選択肢がないというのが実情です)のでメーター駆動アンプもTP-1011の回路をほぼそのまま載せています。メーターパネルにはOUT PUTとプリントしてありますがこれは実機同様INPUT GAINに反応します。INPUT GAINは初段で増幅された信号を出力段に送る大きさを決めるものでこれに反応してメーターも連動します。ただこのVUメーター、針の動きが機敏すぎてホールド感があまり感じられません。もう少しゆっくり減衰すれば良い感じなのですが。ケースは大きめで余裕がありますのでA,B,2系統のOUTPUTを設けました。もちろんどちらかに優位性がある訳ではありませんがOUTPUT Bをメインにしています。OUTPUT B時は赤色LED固定、OUTPUT A時は内部DIP SWで青、緑切り替え式です。電源は12V/1Aセンタープラスアダプターを使いレギュレーターでDD-7へ9V、チャージポンプでプリアンプ回路とメーター駆動アンプ回路へ18Vを供給します。OUTPUT A青色LED時OUTPUT A緑色LED時どこまでやっても実機と全く同じサウンドにはなり得ませんが、理想のサウンドを奏でる機材にかなり近づいたと思います。あとはリールを立ち上げたときのウニュ音が出ればさらに近づくのですが...あれは物理的に不可能ですね