ふり返って見てみるとまんま左のような発言になっているので、
その逆を、っていうか中国なんて必要なときに相手にすればいいだけで、
わざわさ燃料を投下してやる必要なんてない。
だいたい、本当に危機があるなら、それに対応できるようにすることが目的であって、まだその対抗できる力もないのに威勢のいいことを言ってはいけない。
粛々と完全な防衛力を身につければいいこと。
なのにわざわざその火の元を煽って火を広げようとすることが、
わけがわからない。
なぜあの発言が出てしまったのかを、本当に、ご自身も検討考察したほうがいい。
外から見てる分には思わず本音が出てしまったとしか思えない。
それを実行するかどうかは実際その事態が起こったときに、さまざまなインテリジェンスの分析の結果、一応の最適解が出されるはずで、最高責任者はそれを実行するかどうかの判断しかできないのだから、自身の思想として筋肉ムキムキのような強い国なんてものを、いくら理想として思っていたとしても、今の日本では理想でしかないし、そうそう存立危機の時に個人の判断だけで何かができるわけではない。
怖いのはそこに至るまでに、個人で発言できる場で、予定されていないことを、個人の判断だけで発信され、それがどんなに間違っていたとしても、支持する人間さえいればそれが是となってしまうことである。
そして大抵そういう大衆受けする発言は、気持ちの良い、個々のカタルシスが満たされるものでしかない。
熟考された、本当に世の中を、日本を立ちゆかせるために必要なものは、どうしても呑み込みたくない灰汁のようなものが含まれているのが普通である。
すべて100%正しいことなどこの世には存在しない。
閉塞状況にある社会に於いて、そこから出てくる怨嗟のような澱が世の中を間違った方に導いていく気がしてならない。