字を書く | 東部福祉情報専門学校オフィシャルブログ

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静岡県福祉系専門学校進学希望の方々へ

 皆さんこんにちは! Aです。


先週から庭の金木犀も香り出し、金色の花が愛らしい


様子を見せています。金木犀は大気汚染が進むところには


花を咲かせないそうです。環境のバロメーターですね。


 私は昨日は、書道のボランティアに行ってきました。


前日はお手本を書くのに一生懸命でした。


どのようなものを題材にするかと言うと、その季節の


行事や、食べ物、風景、昔の情景などをお手本に書きます。


5枚くらいお手本を作りますが、その中にはちょっとハードルが


高いかなというものも必ず入れます。


ホワイトボードにそれらを張り、皆さんに選んでいただきます。


職員の方にもお手伝いしていただきますが、その時お手本の


説明をしたり、題材から連想することや、思い出を訪ねたりします。


みなさんはいろいろなことを話してくださいます。そうすると


ただお手本をまねただけでなく字に想いがこもり、命が吹き


込まれます。顔なじみになって会話が深くなるととても書かれる


字が上達してきます。その人らしさが出てくるのです。朱で直したり


はしません。うまくなくてもいいのです。誤字がなければ。


書かれた物の中で、特によい字があればその方に、その字一字


だけ書いていただくこともあります。この方乗ってきたなという


ころあいを見て進めてみます。そうすると素晴らしい字が出来上


がります。まわりの皆さんが、ほめてくれます。嬉しそうな笑顔!


私も嬉しい!


時々、補筆することがありますが、必ずその方に墨を入れていいか


尋ねてから行います。そうするとああ良くなった、


と納得していただけます。それは全体を捉えられる訓練にもなります。


こんなひと時・・・ もう4年目に入りましたが、私の大事なひと時です。