土曜日担当のKです
今週は、2年生の実習先の各施設に巡回訪問に行ったきました。
学生それぞれ、前向きに実習に取り組んでいる様子が見られました。
O施設の指導者の方から実習生に対して、
「感性」というお褒めの言葉をいただきました。
今日は、「感性」についてお話します。
「感性は介護の奥儀」ともいわれます。
「感性」は介護に携わる人間に」とって必要な資質ではないでしょうか。
「患者の意を迎え 声無き声を聴き 形無き形をみる」
この言葉は早稲田大学創設者である「大熊重信」夫人の言葉です。
当時(明治時代)の外務大臣であった大熊重信は、暗殺の襲撃を受けました。
一命は取りとめましたが、右足を失いました。この時に看護にあたった看護学生の
姿に感銘し、看護学生に対し上述の言葉で褒め称えました。
しかし、 「声無き声を聴き 形無き形をみる」ことは難しいことで、
感性の豊かさが求められます。
では、「感性とは何か」・・・・・感性とは体験しないと理解できない、
内容を自分で実践体験て、「こころ」で感じとっていくものではないでしょうか。
また、感性の高まりとは、言葉の高まりともいえると思います。
人間には、身体の五感「観る・聴く・臭い(香り)・味感・触感」とそして「こころ」で
感じとらなければ、わからない、理解できない、言葉がたくさんあります。
それが!・・・・「感性」なのです。
2年生の皆さん、たくさんの「感性」を身につけられたか、実習後の姿が楽しみです。