さっそく一人目。

渋谷で珍しい癒し系カフェを営む女性。
ヒーリングスペースとカウンセリングルームを併設している。

雄治(以下Y)「Lさん、人生の転機って覚えてる?」
Lさん(以下L)「覚えてる!覚えてる!」
Y「それっていつ、どんなこと?」

L「21のとき車を運転していて止まるくらいのスピードで
 交差点に差し掛かった時、そこに高校生の男の子が自転車で
 飛び込んで来て入院するくらいの事故を起こしちゃったのね」

L「幸い命に別状はなかったのだけど、弱者が守られている
 道交法だから私が悪いと言う事になってしまって
 毎日その子のお母さんから電話がかかって来て
 毎日毎日いろいろ言われていたの」

L「私が悪いのも事実だし、今ならそのお母さんの気持ちも
 よくわかるんだけど、当時は若かったからもうノイローゼ
 みたいになっちゃってね」

L「お見舞いの病院へも車は怖いから自転車で行ってたの。
 街道沿いを自転車で走っていると向こうから車のヘッド
 ライトがサーッと近づくたびに、今飛び込んだら楽に
 死ねるかな?あのお母さんも許してくれるかな?なんて
 思っていたの」

L「その瞬間、自分の両親の顔が浮かんでね、死のうと思う
 くらいなら死んだつもりで生きてみようと思ったの。
 そうしたらいろんな事が面白くなって楽しくて楽しくて
 今までと全く違った人生になってしまったの」

Y「一瞬でそこまで気持ちが変わるんだ?」

L「そうね。信じられないくらいの変化だった。それと
 また別の出来事なんだけど、公園でホームレスの人を
 見かけたの。でも目がキラキラと輝いていたから思わず
 連絡先を渡して、なにかあったら連絡してと伝えたの」

L「しばらくしてその人から電話があった。そしてもう
 消えそうな声で、もう.....ダメだ......って死にそうな声で」

L「主人に頼んで車を出してもらって迎えに行って連れ帰ると
 なにも食べられそうにないから死人も生き返るって料理を
 出したの。(Lさんは元管理栄養士)すると3日間でみるみる
 復活して来て2週間後その人は丁寧にお礼を言って
 家を出て行ったのよ」

L「それから半年後玄関のベルが鳴ったから出てみたの。
 そこにはスーツ姿の彼がいてね。あのあと必死に仕事を
 探して一生懸命働いたと言うの。そして今ではその会社の
 役員として働いていると」

L「人は変われるものなんだな。と思った。そして
 食べ物は本当に人を変えるんだなと。あんなにスゴい
 変化を見た事は今まで無かったな.......」


いるんですね。そういう人。驚きましたよ。

人生の変化は明日、あなたの前に訪れるかもしれません....