2020年5月10日(日) Day 91

母の日。日本の母と義母にはプレゼントを送っておきました。こういう通販は超便利な日本。さすがです。

ショッピングセンターに人が殺到して混雑してた、というニュースを昨夜見ました。物流の未発達国オーストラリアでは、日本の通販のように当日配達はもちろんのこと翌日配達だって無理。だから、人々は母の日ギフトを買いに外出禁止令がまだ緩められていないのにも関わらず、ショッピングセンターに買いに行かないといけないみたい。ま、事前に手配したらいいんだけど、誰もそんなに用意周到じゃないですからね。

うちにも一人子どもがいるので、母の日のお祝いを計画。毎年、夕飯を作ってくれます。

プレゼントは、私とうちの娘と内緒で協議を重ねた結果、好きな料理人のレシピブック、最近気になっているビーワックスのラップ(何度も使えるサランラップみたいなもの)とそのラップを作る原料のビーワックスを用意しました。

娘は朝から内緒で台所で何か作っています、夕飯以外のもの。たちまち台所は立入禁止区域に(笑)。

で、お昼頃にうちの人、ジョギングに行きました。

30分後位に電話がかかってきて、息も絶え絶えに「迎えにきて。。。」と。

なんか、変な予感。

急いで車で言われた場所に行くと、道端にほぼ倒れこんだ状態で座っていました。あれま。

たすけ起こして車に乗せて、数百m離れた家へ戻りました。

その後、激しい腹痛を訴え、ソファから動けなくなってしまいました。

仕方がないので、娘に救急車を呼んでもらって、救急隊員を待ちました。

救急車は直ぐに来ました。痛みの箇所を確認し痛み止めの注射を打とうとしましたが、血管が見つからず、3回違う場所に針を刺して、何とか痛み止めを入れることに成功。その間、阿鼻叫喚地獄。娘もビックリして、台所の影で泣いてました。

ちなみに、娘が作っていたものはシナモンロールで、キレイに出来上がっていました。普通なら、今ごろ3人で食べていたのに。。。

薬がすぐに効いて痛みが治まったので、前庭にあるストレッチャーまで自力で歩いて、救急車で近所の病院に運ばれて行きました。

私と娘は、家で病院からの連絡待ち。

夕方6時前にうちの人から「もうすぐ帰れるかも。」と連絡があり、車で病院に迎えに行きました。病院の人からの連絡ではありませんでした。本人からでした。予想外の展開。

事前にネットで何処に迎えに行ったらいいか調べたのですが、最近のコロナウイルス対策で従来の手順がガラッと変わり、どこを読んでもよく分かりませんでした。

元々、この病院は急な坂に立地しているし増築を重ねているので、建物自体が迷路のようで、毎回迷子になります。階数が突然変わったりするし。

結局、病院に着いてからもよく分からなくて、入口付近で来訪者の検温をやっている職員に聞いても、やっぱりよく分からなくて、結局、携帯に電話したところで見つけました。

血液検査も尿検査も異常なしということで、あの激しい腹痛の原因は不明のまま帰された、とのこと。

で、明日、GPに予約を取って、X線とエコー検査のオーダーを出してもらって、その検査の予約を別場所で取って、検査が終わったらまたGPに戻るという、この国ではあるある、で。

今日(日) 病院のエマージェンシー
明日(月) GPかかりつけ医にX線とエコー検査のオーダーを出してもらい、予約。一応診察も。
明後日(火) X線とエコー検査(GPかかりつけ医とは別場所にて)
翌日(水) GPに結果を聞く

病院のエマージェンシーでエコー検査したらいいのに。そこまでの必要性が無いと判断されたのか、上記のように医療に関しては非常に時間のかかる、この国。だから、検査待ってる間に死んじゃう人もいる訳で。

この手間のかかる手続きで良いのは、全額Medicare公的医療保険が負担してくれる、ということ、自己負担ゼロ。でも、お金かけても早い方が良い場合もあると思うけどなー。

家に帰って来てもお粥ぐらいしか食べられないんじゃ、と思ってご飯炊いておいたけど、帰ってきたら、お腹空いたー、ということで予定通りにラム肉のケバブを急いで作りました。ま、これだけ食べられるんだから、きっと何でもないんだろうけど(笑)。

と、なんだか、ドタバタ母の日の一日でした。
それにしても、私の身体の調子が悪くないから私もすぐに動けたけど、副作用でグッタリとかだったら、どうなっちゃっていたんだろう、か。そんなことは考えても仕方ないけど。