お久しぶり。
EINSATZのドラマーとしてブログを書くのは今回が初めてだね。
今後は一応、この肩書きとして書いていこうと思うけどここでのスタンスはあまり崩すつもりはない。
どうも、Mravis改めMuraです。
いつまでも特定の人物に縋ってるのは良くないからね、オンリーワンで戦うことにするよ。
100%の崇拝をしているかと言ったら85%くらいだったから15%のオリジナリティで戦らせてもらおう。
いずれ下克上を繰り返し頂点を目指しているパンクロッカーがそうではいけない、そう思ってね。
"社物連鎖"と書いて"シガラミ"と読んでくれれば俺は嬉しい。
食物連鎖と同じで外敵が絶滅するまでピラミッドの上には上がれないのさ。
動物社会が繁殖力で勝つように、俺たちは権力と実力を養って戦う必要がある。実に難しい。
急に、EINSATZの話になるわけだが、最近まで俺の大事な仲間だったTAKIJIが脱退したね。
彼は本当によくやってくれるヤツだった。
いざ、最後の日を迎えるのが毎日怖かった。
けどあいつは最後までやりきった。カッコよかったよね。
7/5のステージを見に来てくれた人ならわかるだろう。
大事な仲間を失った虚無感とは驚く程大きいものだったよ。
別に今でも仲は良いしたまに電話する仲なんだが、学生時代に仲良かった親友が学校をやめた日を思い出したね。
それだけ、お互いが同じ方向を向いてやれたってのは誇りだ。
あいつも誇ってくれてるといいな。笑
そんな感じでみんなも今いる仲間は大事にしてほしい。
先の不安なんて一旦捨てればいい。絶対にお互い得るものしかないんだから。俺が経験しているんだから間違いない。というかこれは事実。
そりゃあ「あのときにもっと・・・」という後ろ向きな考えもどこかにあった。けどそれは一生懸命だから思ってしまうことなんだ。
そんなこんなであいつはやりきった。
TAKIJIお疲れ。
次のやつは絶対に同等かそれ以上の人間であると決め、動いて苦労した。
何度も心は折れそうになった。
そう、手当たり次第にあたっていくうちにどこか思いは固まっていた。
俺の相棒であるベースのRyoppeと一致してやりたいといった人間をどうしてもうちの仲間に迎え入れたかった。
そう、YOSHIT。
彼は自身でもバンドをやっていることは重々承知だ。
だけど、彼の力が必要だし。彼とお互いを高めていきたい。そう思った。
TAKIJIがいなくなった以上、妥協はしたくなかったのだ。
そんな彼を俺とRyoppeはおよそ1ヶ月半くらい、たまには軽く匂わせ。たまにはストレートに「うちに入ってくれ」って言ったりし続けた。
まぁ、他にも理由はいろいろあるが、彼の話になるのでいいだろう。どうしても気になったら本人に了承でも得るから直接会場に聞きに来てくれ。笑
そして、彼は入った。EINSATZに。
これで失ったものは取り戻した。突き進むのみ。
一度は折れた心も元に戻った。折れた理由も戻った理由も他にはあったが、大きな理由の一つだった。
もちろん、個人的なプライベートで折れていた部分も結局新しい仲間が救ってくれた。なんて素晴らしい話だ。
頑張ればいつかは報われるのだなと、痛感した。
前に進む事がひらすら頭に浮かぶ。よそ見をすることもしなくなった。
俺らの曲に「神よ何かひとつだけでいいから我に与え賜う」と言う歌詞があるが歌い続けた結果届いたのだろうか。
楽曲の意味合いとは違うが。笑
それほど願ったことが叶ったのは本当に嬉しかった。
会場で俺らの音楽を聴きに来ている紳士淑女のみんなも心折れそうになるきっかけはあるだろう。
純粋に楽しむために音楽を聴きに来ている日もあれば
見たくもないリアルから逃げ、俺らの元にやってくる子もいるだろう。
俺らは裏切らないよ。
俺だって突き詰められる現実が嫌で逃避したことなど幾度もあったさ
でも、乗り越えた。そんなことを乗り越えた音楽を聞いて、迷ってる人は一緒に乗り越えようよ。
連れてってやりたい。晴れた場所へ。
そんなことを思いながら音楽をやっている。
綺麗事に聞こえてしまうかもしれないが、俺は音楽に救われたから次は俺らが救う番だなと勝手に思っている。
もちろん、前に突き進んでいる時というのは過去の自分の過ちだったりよそ見をしていた時の自分を後悔することが多い。
一度は後悔をすることしかできない自分にすら嫌気がさした。
ただ、そこで経験したこともたくさんあった。
人間とは面白いもので一度過ちを犯し、間違っていたと認識した場合次に同じことはしない。
認識できずに繰り返してしまう人間は幾度も見てきたが価値観はきっと人それぞれなのだろう。
だったら自分の価値観を大事にし、間違ったと思ったことをやめれば成長できるのだ。
そこで失った信用など取り返すのには時間がかかるだろう。
だけど、まわりから降りかかる罵声など相手にしている暇はない。進まなければいけないのだから。
自分が過ちを犯さないと誓い、ただ突き進むことが一番の償いだと思っている。
そんなことを信じてくれる仲間がいるから俺は頑張れるのかもしれない。
個人的な話になってしまって申し訳ないと思っているが、ここで伝えたいことはある。
自分が一度犯した過ちを仲間が犯したら叱ってやるのも大事だ。
だけど、本心では許した上でという前提だと思っている。
経験したことのない人間からしたら過ちを犯す人間はただの罪人だ。よっぽどのお人好しでもない限り感情的に怒ってしまい、不安を抱くだろう。
もし、そうでないのであれば理解ができるのだから。
仲間を大事にできなければ仲間は増やせない。
仲間を増やせなければ戦えない。
しばらくは、同じ方向を見ながら戦っていけそうだ。
バンドメンバーの話ばかりになってしまったが、それ以外の仲間でも同じこと。
ただ、前向きに生きているからと言ってやはり全てはうまくいくわけではない。
等身大の自分があまりにもヘボい場合前に進むのは大変なのだ。
たとえば、仕事。
正直俺自身バンドじゃない方の仕事はあまりうまくいっていない。笑 (笑い事ではないだろ!)
最近では等身大の自分を見ることが出来るようになったから背伸びすることは少なくなった。
なぜなら背伸びのしすぎでなにもかもうまくいっていたなかったから。
ありのままってのは大事だ、ハッタリや演じはボロが出る。結果として。
だから、少しずつ自分の出来ることと向き合い理想や演じたい人物像とかではなく正直なスタンスに変えて結果を出していけたらなと思っている。
迷っている人がいたら、一度試みてはどうだろうか?
なんにせよ、なにかがうまくいっていない時も元気でいたい物だ。
それは、俺自身だけの話ではない。周りの人間にもやはり笑っていて欲しい。
協力して、力が及ばないこともある。やはり悔しい。
だけどそうして一緒につまづいたときは一緒に前を向けたらな。そう思っている。
もちろん、このような内容もありのままの自分が思ったことをそのまま指がタイピングしている。
一緒に戦える仲間とは常に精進していきたい。
付いてきてくれる人たちは引っ張っていきたい。
それだけなのである。
目標があるのにシガラミという壁にぶつかったとき、素直に諦めきれるか?後味悪いだろう。
勝てない相手には、力を合わせなきゃ。やられてしまう。
だけど、やはりやられっぱなしじゃ悔しい。
何かを、諦めそうになったときに思い出してほしい。
こんなことばっか考えているアホが日本に存在しているということを。
-Mura-