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Always

本気で伝えたい事書いてるけど
コンセプトは暇つぶしです。

書く側が暇を潰し
読む側も暇を潰すのって
なんか不思議な時間共有じゃね?

だからコンセプトは暇つぶしです。


こんばんは。

ついに終わってしまったね。
音楽で上に上がる。プロ志向。飯を食う。そういった目的を持って過ごしてきた日々。
3月7日、いつにも増して荒々しい演り方で終止符を打ってきた。

演奏中なんて正直正気の沙汰じゃなかったよ。
めっちゃ練習したけど、こう見えて一つのフレーズやビート。叩き方やステージング一つ一つにもいろいろ理由があってやってたから、日によって変えることもあったけど。常に自分らのベストにつながるものを選んで練習してきた。
けど、欲張っちゃった。笑
なにもかも表現したくてさ、大して気持ちが整理できているわけでもねーのに。
結果、みんなでアホみたいに楽しめた。ある意味俺今までで一番パンクだったんじゃねえかって自負してる。こんなライヴ見たことないから。
そんなライヴだったと思う。

最高の一日をありがとう。

主催のひとみちゃんには本当にお世話になった。
名古屋のこの業界で有名な言葉なんだけど「EINSATZにHITOMI有り。」まさにその通り。
本当に楽しかった。

あの日に対バンした大阪のPANIC in the BOXには個人的にも、EINSATZというバンドとしても思い入れがあって。
ライヴ中に早くも泣いてしまった。
そう、ある意味あの日最初の脱落者は俺だったのかもしれない。笑
そんなことを思いながら彼らの頑張る姿が今までどれだけ刺激だったのだろう、そう思ってライヴを見てた。

TENAcityには、どちらかというと個人的な思い出の方が多いかな。笑

そんなこんなで最後も最高の仲間とステージを作ることが出来た。
なんなら、みんな俺らのステージを作ってくれているような気がして、
もう彼らと切磋琢磨することがないと考えるとなんだが負けた気がして悔しかった。いや、これに関してはステージを降りる以上俺個人は完全な負けだと思っている。悔しいな。


フロア見たら来てほしいって思っていた人ばかり。見てほしいと思っていた人ばかり。
そんな素晴らしい人たちで埋まってた。みんな本当にありがとう。



まぁ、一つ一つ触れていたら本当にキリがない。
EINSATZ脱退に関して、及び個人として完全にステージを降りることについて少し話そうかな。



うーん。


そもそも、音楽を続けれなくなった理由は完全に俺個人の生活ができていない事が発端となった。


今まで俺はいろんなことを捨てて音楽をやってきた。中には捨ててはいけないものだって、音楽との2択を迫られたら平気で捨ててきた。

そんなことは良かったんだ。

けど、やっぱり本当に捨てては行けないものっていうのはゴミクズの不法投棄と一緒で捨てた本人のところに責任が来るわけで。
そっちの責任を果たすことを第一に考える必要があった。
これに関しては、常に迷いがあった。

そしてもう、休みの日も仕事をするようになって。そうすれば回るかなって思ったけどそれでもまわらないし体は持たないしでもう悲惨なことに。

ついにはバンドでのペースもいつも通りこなすことも難しくなってきた。

そして、いつしか自分には「音楽で飯を食う」だとか「音楽のプロフェッショナル」だとかそう言うものがよくわからなくなっていた。
自分の音楽を体現したいという自分勝手な俺に自分の何かを捨ててまで売れたいなんて思えなくなってしまった。常に心の奥底ではプロ志向のくせにプロ志向の音楽を心のどこかでディスってた。
けど、それではダメなんだよ。大多数の人間に認められる音楽ってのは自分勝手ではダメなんだ。そんなことはわかってた。わかればわかるほどもう意味が解らなくなってた。
今みたいにめちゃくちゃやってる中で、見つけた楽しみを全力で楽しんでくれるお客さんをずっと大事にしたい、「認めてくれねえ奴らなんてどうでもいいわ」みたいなよろしくない考えまで持つようになってしまった。
もーヤバいよねこの身内感満載な考え方。笑

いろんな曲も書いた。頑張って自分のルーツを取り入れようとした。今の音楽に対応できるような音楽を夜な夜な考えながら。結局別に自分が全然好きな音楽じゃないものを業務的に淡々と考えては書いた。
迷いがあったのかな?何曲も作ったはずが、結局一つライヴでやれる状態まで持っていくことは無かった。

そうこうしているうちに、目標も何もなくなっていた。

ただただ、今来てくれているお客さん(やメンバー)と楽しむことしか練習中考えなくなってしまってた。
そう、和気あいあいと。ただ、楽しければそれでいい。それが幸せ。


そんな最中、とあることをきっかけに自分自身本来の目標とはなんなのか考える時期があった。
たとえば多くのバンドマンだったら、「大スター」だったりいろいろあると思う。

なぜか、答えは「スター」でも「ミュージシャン」でも「アーティスト」でもなかった。
彼女も居ないこんなクソみたいな23歳独身男性が言うのはただのネタかも知れない。もういいよいくらでも笑ってくれ。

家庭を持ちたくなった。

もっとたくさんの人達から人気になりたいんじゃなくて、大多数に愛されたいんじゃなくて。特定の人だけよかった。
そう思えば思うほどバンドとして大きくなることにもさらに疑問が増えてきて。

もう誰にも媚びたくなかった。これ以上自分を壊したらダメだってそう思った。

自分勝手を共有できる人間が居たらお互いが幸せでそれでいいじゃん。くらいに思った。


いろいろ考えた結果。そして客観的に自分を見た時に
「どう考えてもプロアーティストに不向き」という結論だった。


現実界どころか、音楽界でもサイコ―に社会不適合者だった。


EINSATZはプロを目指してる。

もっともっと、いろんな人に認めてもらおうとこれからもがんばる。

迷ってる場合じゃないバンドだから。

だから、俺は迷いまくってさっさと答えだして。

話をした。



結果、僕は脱退しました。



本当に今まで最高に楽しかったです。

苦手な裏打ちも文句言いながら練習しまくって
それで、結局ステージでやってみたらみんなの踊ってる姿最高に絶景でした。

EINSATZメンバーや一緒に抜けた良平に関しては全く触れません。
なんかこの辺は触れたところで「知ってるわ」ってなると思うので。笑
最後のライヴを見てもらって分かったと思いますが、僕らの関係性は恐らく今後も相変わらずです。

そして、僕は。いろんな意味で自分の道をしっかり決め。
自分を今後もっと磨いていきます。



最高の夢をありがとうございました。


最高の夢が見れました。



EINSATZの事は。

どうか今後ともお願いします。



今まで、お疲れ様でした。


ex.EINSATZ Mura