数年前の今頃、知り合いが駐在で

シンガポール行きが決まりました。

当時お子さんは東京都立の西、戸山高校

向けに勉強していました。

それを諦めて、東京会場で

シンガポール早稲田を受験、

無事合格しました。


シンガポールなんて、うらやましいなぁー

なんて思って話を聞いたところ

お母様は不満でした。

アメリカかシンガポールの話があって、

アメリカだったら高校の授業料は義務教育で

無料。一方、シンガポール早稲田は

8割だけ会社負担。

「2割は自分で払わなきゃならないのよ

大使館のお子さんは全額補助が出るって

言うんだけどね。」

2割自己負担で、とぶつぶつ不満そうでした。

チュー

それでも、当時はまだ円安ではなかった。

推定で年間60万、自己負担だったのかなと。


そこから月日が流れ、今その方に連絡を

取ってみると、お子さんはめでたく

早稲田の理工学部に進学していました。

上のお子さんが早稲田大学なのは

想定通りでしたが、LINEによると


「上の子は早稲田の理工で、

下の子も日本人学校から受験して

〇〇(早稲田の附属校)に通っています。

このままいけば来年春から早稲田大学生

となる予定です。

2人の子供は道筋はなんとなくついて、、おねがい

と、落ち着いた、余裕の内容。


4年前の不満そうなお顔はどこへ行ったのか。


旦那さまは、文系国立だったので

兄弟で早稲田はびっくり。

さらに、上のお子さんが理系だったとは、

意外でした。

なら、駐在先がアメリカじゃなくて

ホントによかったと思います。

米国から大学受験で理系を狙うのはとても大変。

特に早稲田の理工は帰国子女では

募集をやめた学部もあります。


アメリカに行っていたら、早稲田の理系は

難しかったのです。

結果、早稲田シンガポールで正解でした。!


ちなみに、早稲田シンガポールは、

海外の駐在員のお子さんしか入れないので、

難易度は高くありません。

シンガポール、バンコクから受験するのは

競争率高いだと思うのですが、

そうでもない国からは、全く塾に行った

ことのないような方でも合格を

いただいていますよ。