(「PEARL DRUMS 1992 Vol.3」より)

 

Zenithal Resonator (Z-TYPE) シリーズがフラッグシップだった頃のパールのカタログを眺める。よく見る現在のミュージシャンのセットよりも、かなり重厚なのが特長。楽器もバブリーだったのだ。

 

このようなセットは2度と使わない、と僕は思っていたのだけれど、最近は揺らいでいる。ロックに回帰しているからである。11月のライヴも重厚なセットで演奏したくなる。

 

(「PEARL DRUMS 1991 Vol.2」表紙)

 

唆(そそ)る表紙だ。あーだめだ、魅力的すぎる!

 

(「Pearl Drums General Catalog 1999 Vol.1」より)

 

僕が初めて本格的なセットを買った時のカタログ。パール・ドラムの方向性が変わって、「ザ・マスターズ」と呼ばれるラインナップがフラッグシップとなった。

 

僕が買ったのは、その中のクラシック・メイプルをシェルに使った「MR」というシリーズだった。もう深胴は流行ってなくて、レギュラーの深さにした。色はブラックミスト・ラッカー。当時の僕としては思い切った買い物だったが、本当に満足だった。(今でも夢に見る)

 

(同)

 

バスドラ(22×16)だけでも102,000円。

 

楽器というのは一度、上級品に触れてしまうとエントリークラスには決して戻れないもの。思案のしどころである。

 

オーディオ製品と同じだ。