今日は1年ぶりの本番だった。

 

 

昨年もお借りしたYAMAHA YD7000シリーズ。なんとも「渋い」カバリングのカラーが、80年代をほうふつとさせる。

 

 

自前のスネアドラムは、YAMAHA SD350MG。昨年は、廉価版SONORのセミ深胴で失敗したので、薄めのスチールで勝負してみた。すると、乾いた音で反応が良く、アタックが遅れて聞こえるようなこともなかった。我ながら良いチョイスだっと思う。

 

因みに下が、昨年の写真。

 

 

黒色のスネアが、安価バージョンのSONOR(一応、Made In Germanyだった)。それ以外の差異は、昨年はライド・シンバルがK Zildjian Crash Ride "18だった。今年は、ちょっとヘビーにして、K Zildjian Ride "20を付けた。やはりライドは20インチが心地よい。こちらも良いチョイスだった。 

 

「その他のシンバル類」

ハイハット:Sabian HH "14 (Top & Bottom)

クラッシュ:K Zildjian Dark Crash "16

 

 

今年のスネアドラム、YAMAHA SD350MGには、REMOのコーテッド・アンバサダーを装着して臨んだ。ちゃんと「YAMAHA」ロゴの専用品を購入してセットしたのは、僕のちょっとしたこだわりなのだ。

 

 

このスネア、旧いし、廉価版なのにとても良い音がする。スチール材の継ぎ目がない、いわゆる「シームレス」構造のシェルを使用していて、厚さもけっこうある(でも重い)。ストレイナーはめちゃめちゃ安っぽいのだが、不思議なことに機能的には滑らかな動きで、信頼度抜群である。

 

今回、スナッピーはPearlの非メッキを換装した。裏のヘッドは、アンバサダー・スネアだ。過不足のない幅広い表現…これこそが感情的な「掛け替えのなさ」に直結している。経験則から学んだことだ。

 

自作ジェル(100均)をヘッド上に2個貼り付けて、ちょうどいい塩梅のミュート具合になった。

 

 

1980年代の国産のYAMAHA。スネアとタムのエンブレムが同じデザインで統一されるのは、なんだか気持ちいい。

 

今回、改めて思ったのは、お借りしたドラムペダル、YAMAHA FP710の心地よさである。なぜか、僕はペダルだけはYAMAHAと相性が悪く、いつもならPearl P-101Pを持参するところなのだが、昨年、YAMAHA FP710と出会って、しっくり来たため、今回もそのままお借りすることにした。

 

なお、80年代の名器、YAMAHA FP720は、数年前に復活して現行商品である。それだけ人気があったということだろうが、このFP710も負けていない。僕とはとても合っているみたいだ。

 

…ということで、今日は本当に愉しかった。みんなお疲れさまでした!