僕は幸せになろうと
いつも必死に生きてきた。
成功者と言われる方々からは、
「人に与えることが幸せだ」
と学び、実践してきた。
常に「人のためと考え、
行動すること」が
もっとも良いことだと
思い込んで行動してきた。
今までたくさんの人に
無償で手助けをしてきた。
金も時間も使い、奉仕してきた。
今になってそれを
「貢献」とはいえなかった
と思えるようになった。
その僕の行動の原動力は、
「繋がりが欲しい」から。
しかし、欲しい繋がりは
いつも得られなかった。
僕の心に溜まるのは、
不平不満ばかりだった。
占いやスピリチュアル
を通して、僕の守護霊や
守護神が「人を助けようと
することで、自分と
向き合わないように
するのは辞めて、
自分と向き合うように」
というアドバイスを
僕に何年も送り続けてくれた。
そのおかげで僕は、
2年前しっかりと
自分と向き合うこと
を決めたんだ。
「幸せ」というテーマで進むと
「自分を愛する」
ということに直面した。
愛せないわけじゃないけど
「無条件で(全てを)
愛してるわけではない」
僕は、自分自身の中に
理由を探し始めたんだ。
次に「許し」という
問題が出てきた。
当然、「許せない」という
気持ちが出てくる。
「あいつは、許せない」
という気持ちで、
自分を日々縛りつける。
この気持ちには
他人への攻撃性がある。
これで、何人もの人たちと
距離が置かれてしまった
僕にとって厄介な感情だ。
この感情を探ると、
人に向けていないと
自分に矢が向くのが分かった。
そして、その正体が自分の中の
「罪悪感」だった。
こりゃ~、根深かそうだ~!
そこに、無価値観や嫌悪感など
加わって、とうとう
「自己犠牲」というモノが
出来あがる。
動けば動くほど、許せない相手が
増える正体は、この自己犠牲にあるみたい。
自己犠牲をしているから、
相手と対等になりたくはない
気持ちが働き、
対抗心をもってしまう。
対抗心を持っているから
親密になろうとは思わない
という気持ちが無意識に
働いてしまう。
自己犠牲というのは、
いつしか、復讐心すら
抱かせる厄介なヤツだ。
自己犠牲が強い僕は、
別れのけっこう後に
自分の一部の不幸さを見せつけて、
「俺がこうなったのは、お前のせいだ!」
と言わんばかりの気持ちがずっと隠れている。
そして、相手の幸せを心から願うことを
拒否している自分がいる。
男女関係だけでなく、
友人関係や仕事についても同じ。
無価値観、嫌悪感、罪悪感、劣等感
など傲慢な気持ちを持ち続け
自己犠牲を続けていると
「自分のことが分からなくなる」
だから、人に決めて
もらいたくなる心境になる。
自分の事が分からないのだから
「何がしたいの?」
「何している時が1番楽しい?」
と聞かれても、回答できない。
そう、それが今の僕。
だから、僕は自己犠牲を
辞めたいと思います。
僕は、僕の心を自由にするために。