いいものは、いい。 | Mr.669の「言いたい放題」

Mr.669の「言いたい放題」

言いたい放題書いています。

僕のスタジオに一人掛けのソファーがある。

僕が、住んでいたマンションの住人の中に、あるおばちゃんがいて、
ある日、「あっ、あんた、椅子いらない?」と聞かれた。

僕は、どんな椅子か全く分からなかったけど、
そう言ってくれることが嬉しかったので、
二つ返事で「もらう」と答えたんだ。

おばちゃん(と言っても70才過ぎてる)の家に受取りに行くと、
年代物の皮のソファーがあった。

「これ、あげる」

椅子と言われただけだったので、ちょっと不安だったが、
そのソファーは、相当、いいものだったのだ。

きっと、亡くなった旦那さんが愛用していたソファーなのだと思った。
それを、僕に託してくれたのだ。ちょっと、嬉しかった。

そのソファーを、スタジオで使っているのだが、
皮の手入れが非常に良く行き届いたためか、
すごく状態がいいのだ。


そのソファーももちろんいいのだが、
10年前に買った、ムートンがある。

10年経っているのだが、まったくへたりも何もなく、
買ったときと、ほとんど同じ状態を保っていることに、
今日、改めて気がついた。

安物は、いくらでもあるけど、
毛が抜けたり、皮がダメになったりするのではないかと思う。

やっぱ、金を出して高い物を買っておいてよかったのだと気がついた。


家の奥さんの実家は、100年以上続く家で、
奥さんのひい爺さん婆さんの時と、爺さん婆さんの時は、
それは、それは、儲かっていたようで、
世界の高級品ばかり買っていたらしく、
お宝が、ゴロゴロしていたらしい。

奥さんが、実家にあるものを物色して、
オークションなどで価格を調べてみたらしく、
やはり、結構な値が付いていたようだ。


その代わり、流行ものはダメらしく、
昔、シャネルの金のチェーンに、黒い長方形のベゼルの女性物の時計が流行って、
家の奥さんももっているんだけど、そんなものは、世の中に余っているらしく、
二束三文だと言っていた。

それを聞いたとき、「おっ!」と思ったが、
ロレックスなどの人気のある時計は、現在では、
中古の価格が高値で安定していて、
売っても、それなりの値段になる。

僕も昔、ロレックスを売ったことがあるが、
相場が上がっていたこともあり、
買った値段と大差なかったような記憶がある。

でも、今もっている時計は、
購入価格は、270万円だけど、中古市場を見ると150万円なのだ。
買った瞬間に、100万以上消えてなくなるような、あまり人気のない時計。

しかし、シャネルの話を聞いた瞬間にこう思った。
何十年も経てば、流通量が多いロレックスなどよりも、
流通量が少ない高級時計の方が、希少価値が高いのではないか?と。

やはり、俺は先見の明がある。ふっふっふ。


でも、やっぱり、その時に、自分が気に入ったものがいい。

そこで、本当は、高いのが欲しいけど、
でも、安いので我慢するとか、妥協するのは、
将来的には、いいことがない。

と、そんなところだろうか。


じゃあ、無限に高いものを買えばいいかというと、
もちろん、そんなことをしていたら、破産してしまう。

なので、なんでもかんでも買わずに、
どーでもいいものは、買わない!と決めればいい。

その代わり、よっぽど欲しいものは、妥協なく買う。

これが、いいんじゃないだろうか?


よく考えてみれば、この考えって、
良くある、金持ちパターンの考えと同じだと、
今、気がついた。

まあ、やっぱりねー。