24時間営業を巡ってFCと対立している。
契約双方合意で行うものである。
法的にはセブンイレブンが正当、人情的にはFC。
違約金1700万円というのもネックになっているが、これも承知で契約しているのであれば致し方ない。
どちらが正しいか…それは間違いなくセブンイレブン側です。
あとはセブンイレブン側の器の大きさ、もしくは今後を考えての損得勘定になる。
経営が厳しく24時間営業も人材確保ができない…
契約解除になり1700万円の負債をかかえるオーナーが続出…
それを苦に自殺…なんてことになったら…
もちろんセブンイレブン側に非はありません。
オーナー側の能力不足による結末ですから。
でも、世間はそう見てはくれない可能性が高い。
経営難からセブンイレブンを離脱…厳しい条件が浸透して新たなFC加入がなくなり、衰退していく…
というシナリオも…
他の大手コンビニがチャンスとばかりに、FC条件を軽くして、24時間営業以外のブランドを立ち上げてくる…
世間の反応はどうなるか…
慌てて、対応しても一度落ちたレッテルはなかなか回復できない…
まあ、極論ですが可能性はゼロではないと思います。
セブンイレブンのクオリティの高さは素晴らしいです。
その分負担がオーナーやスタッフにかかる。
であれば、ちゃんとフォローは必要になるだろう。
24時間営業を維持し、契約違反するオーナーから1700万円を回収する。本来の契約通りの経営を続けるか…
24時間営業を維持するために、オーナーのバックアップ体制を強化し、共に経営を続ける選択をするか…
一部の条件では24時間営業を廃止し、店舗数の確保に重点を置くか…
選択はいろいろあります、法的な正当性、世間のイメージ戦略、クオリティの維持、などなど、全てを網羅するのは厳しいでしょう。
そういう時は原点に返ること…
しかし、会社という組織がそれを許してはくれない…
みんなで少しずつ不平を負担し、みんなが少しでも幸せになれる方法が一番。
1人が不平を負担し、1人が幸せになるのは、かならず破綻します。
強きものこそ、本当の強者であってほしい…
セブンイレブンのやり方は間違っていない…
だけど…耳を傾けてあげてほしい…