最強ではめずらしく熱い学園ものですね。
今の若い子たちに受け入れられるのかな。
よく聞くと当たり前のことを言ってるんだが、今その当たり前が失われているのかな…
恥をかくのがみっともないと思えることが大事だね。
恥をかいて成長するのだが、今の大人が恥よりも損得勘定で生きてしまっている。
それが親の場合最悪だ。
悪いことは自分にとっては得することが多い。
だから悪いことをしてしまうだろう…でも、それは何かを奪っていることに気付く、そして人を傷付けていることにも。
その罪悪感を取り除くには謝ることだ。
許してもらえるように償うこと。
勘違いしている人が多いが謝ることが恥だと思っている。
だから、頭を下げたくない…
そうではなく、悪いことをしたのが恥なのだ。
悪いことをしたのに謝れないのは恥知らずなんだよ。
責任を取らない、責任から逃げる大人を見ていれば若者もそれが当たり前と思ってしまうのもしかたないのかな…
今の世の中は謝ったら負け、全ての責任を無条件で受けますと解釈して、謝らせたほうは根こそぎ持っていく。
このドラマでは悪いことをしたら謝る、当然裁かれるが本当に必要なのは許されることなんだと教えている。
悪いことをする→謝る→裁かれる→罰を与える…で終わってしまっている。最後に、許されるが与えられない…
これでは悪いことをしたと思っても突き進むしか選択がないと思ってしまうだろう…
裁くものはいても、救うものがいない…だから許すものが必要だと思わされるドラマですね。
現実は許せるような寛容な人は食い潰される可能性が高いですが…悲しいけど。