せっかくなので何か記事を書こうと思ったのですが、私がいつも閲覧させていただいているブログが、お家を新築あるいは購入した方のブログが多いので、まずは私が今住んでいるマイホームを購入した時の事でも書かせていただこうと思います。

 今からかれこれ十四年ほど前になりますが、当時私の住んでいた家は、築40年程になろうかというボロボロの借家でした(大家さんごめんなさいあせる)。

 簡単にざっくり書くと、こんな間取りでした。この建物に、多い時で七人家族で住んでいましたポーン

 

 私が産まれるずいぶん前から両親が住んでいましたので、それなりに自宅としての愛着もありましたし、大家さんのご厚意で、入居時の家賃(戸建てなのに2万円ちょっとビックリマークビックリマークビックリマーク)でお借りしていましたので、良い条件だったのは間違いありません。

 

 ただし、本当はもう取り壊ししたかったらしく(昔は同じ建物が4棟続きでしたが、最後は私が入居していた建物だけになっていました)、補修は入居者持ちという条件の中、強風で屋根のトタンが剥がれたり、台所兼廊下の天井が落ちてきたりしたのを、私が何とか治しながら生活していました。

 

 うちの母の話になりますが、昔から苦労人で、認知症の私の祖母の面倒を見ながら、父が酒やギャンブルで作った借金を返すため、夕方から深夜にかけて、弁当屋や中華料理屋で働いて私と姉二人を育ててくれました。中学1年の頃の私は、そんな母の苦労も想像できず、何度も学校からの呼び出しを受け、余計な迷惑をかけており、そんな環境で育ってきましたのですべてを悟った今では、本当に頭が上がらない人となっています。

 

 やがて祖父、祖母が亡くなり、姉たちも家から出て、私の年齢も30に近くなったころから、それまで一切自分の為に何かを欲しがるような事を言った事のない母が、3つ、欲しいものを私にねだるようになりました。

 

 1、墓石(当時我が家のお墓は、骨の上にコンクリートの板だけという、簡素なものでした。)

 

 2、内孫(長女の子供三人は居たものの、当時まったく女っ気もなく、車に明け暮れていた私に危機感を覚えていたようです。実際私も独身貴族で一生過ごすつもりでいましたドクロ)

 

 3、マイホーム(やはり、何かある度に大家さんに捺印等をお願いに行くのが、嫌だったようです。それと、ボロボロの家を出て、老後をもっとゆっくりとできる家で過ごしたいという気持ちは当然あったと思います。)

 

 1については、母が眩暈等の後遺症が残るような交通事故に遭い、その時に貰った慰謝料で結局墓石を母自ら購入しました。

 2につきましては、はい、まったくその気はないです。お母様ごめんなさい!!でしたゲッソリ

 

 そこで、せめて3のマイホームだけは俺が何とかしなくちゃな・・・というわけで、私のマイホーム探しが始まるのでした・・・。

 

次回、物件探しのお話を書かせていただきます。

稚拙な長文にお付き合い下さった優しい方がもし居らっしゃいましたなら、お付き合いいただきありがとうございましたニコニコ