クローン病と私 -2ページ目

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07May
- ⑥いざ、内定者面談！！
  こんにちは、Ｍｒ．１２ｔｈです。今回のお話には就活が関わっています。前回、見事に腫れあがった足は、ロキソニンを飲んで安静にしていると大分落ち着いていました。といっても薬が切れればまた痛むのですが。そんなこんなで迎えた月曜日、この日は入社を考えている企業の初めての内定者面談の日です。最終面接を通った企業にご挨拶をするとともに、正式に内々定通知書を頂いたりするこの日。ドタキャンなんて絶対できないですよね！（笑）腹痛について、この時点の私の場合昼間は食事を少なくしておけば、痛みが出てもうずくまらないといけないほどの激痛は無かったので、今回の心配は主に足…早速、ロキソニンを飲んで歩けるようにして、服装もスーツでビシッと決めて…どうしよう、こんな足じゃ革靴が履けない。まぁ、でもただの捻挫だし、真っ黒のスニーカーで行って最悪説明すればいっか～～（注：この時の私は気づいていませんが、　　　×捻挫　　　○クローン病に伴う結節性紅斑）ラッキーなことに、１５：３０の約束だったので、行き帰り両方とも電車は座れ、面談もスニーカーを睨まれたりすることなくスムーズに終了。内々定通知をありがたく頂戴しました。その帰りに外科に寄って足を見せたところ「腱鞘炎やと思うけど、嫌な腫れ方やから血液検査しとこか。ＧＷ入ったら検査結果伝えられへんから、また２８（水）か最悪３０（金）には必ず来てな！」ってな感じで割と全てがいい感じに進んだ日でした。ただ、この日外科のお医者様とした約束が果たされることはなかったのでした…。読んで頂きありがとうございました。次回は培養検査の結果を待たずして、再び内科を受診する話です。それでは、またＭｒ．１２ｔｈＰ．Ｓやっといてなんですけど、痛み止めによる強行突破って絶対よくないと思います（笑）
06May
- ⑤厄年ビッグ・フット
  こんにちは、Ｍｒ．１２ｔｈです。今回のタイトルは厄年ビッグフット。とはいっても何もＵＭＡの話なんかする訳もなくただただ、私の右足が腫れ上がって大きくなった話です。さて、内視鏡検査を終えて、抗生剤を飲めばお腹は治ると思い込んでいた私は、自室で学校関係の手続きを済ませようとＰＣに向かっていました。するとなぜか、普通に座っているだけなのに足首が痛くなってきたのです。あまりの痛みに靴下を脱いでみるとめちゃくちゃ腫れあがっているのです。とりあえず、家族に見せてみようと手すりにしがみつきながら下の階に降りました。何とかリビングまでたどり着き、椅子に座ってから改めて左足と比較しながら観察したところ、両親が思わず「こりゃひどい」と声を漏らすほどに腫れていました。すぐに父が大きな鍋に氷と水を沢山入れて、足元に置いてくれました。土曜日の夜ということもあって、その日はとりあえず足を冷やしてロキソニン飲んで寝るくらいしかできませんでした。この時点ではまだ、「②関係ないけど関係してくる話」で書いた通り、偏平足に伴う捻挫か何かが悪化した程度に考えているのですから、私も大概ですよね。次の日、足の痛みは大分引いていましたが、とりあえずゆっくり過ごすことにしました。昼寝なんかもしたりして。しかし、昼寝から起きるとまたすぐに災難が襲ってきます。なんか昼寝したのに体がだるい感じがする…、微熱でもあるかな。そう思って体温を測ってみたら微熱ではありませんでした。３９度ちょうどめっちゃ熱です。とりあえずロキソニン飲んで一応親にも伝えました。すると、昨日の足のこともあって心配してくれた両親が救急で受け入れてくれる病院を探してくれました。しかし、やっぱりコロナ渦が続く中、発熱患者を受け入れるのは色々と大変なうえ、電話で伝えた症状からでは、行ったところであまり何もできないとのことでした。結局この日も様子見することが決定、翌日もう一度外科に行こうという話になりました。しかしその日は就活生としてはキャンセルしたくない用事、内定者面談の予定だったんです。この話はまた次回にしようと思います。読んで頂きありがとうございました。それではまたＭｒ．１２ｔｈＰ．Ｓ因みに、調べてみてわかったことなんですが、私、今年がっつり厄年らしいんですよね。
05May
- ④体内を覗く～結果編～
  こんにちは、Ｍｒ．１２ｔｈです。今回は５分前に投稿した内視鏡検査の結果の思い出です。＜検査編＞受付時間外の静かな病院に着くと、小さな部屋に案内され、検査着に着替えました。その後、検査台のベッドに移り、静脈注射を打ってもらい、いよいよ検査が始まりました。すぐに鎮静剤の効果が出たので、ところどころしか覚えてないのですが、検査中数回、少し痛みが走ったのと、腸からガスを出すのに少し苦労したぐらいで割と問題なく検査は終了したと思います。検査終了後すぐに休憩室に向かい、２時間ほど寝させて頂きました。＜結果編＞１５時を回り、起きるころに父が迎えに来て、父と一緒に検査結果を聴くことにしました。診察室に入るとＰＣ画面に自分の腸が大きく映し出されていて、少し不思議な気持ちでした。１枚目の写真は綺麗なピンクのトンネルでした。医「これが正常な部分ね、綺麗でしょ？」父・私「はい」２枚目の写真はトンネルの下のところが泥水のような色になっていてまるでカビが生えているようでした。医「これが病変部位ですね、変だと思いませんか」父・私「は、はい（若干恐怖の混じった声）」医「恐らく、サルモネラか何かの菌が住み着いていたのでしょう。　　組織を４か所ほど培養して検査するのでまた１週間後に来てください。　　抗生剤を出しておくので、すぐ直ると思います。大丈夫、一過性の病気ですよ。」傷だらけになった腸の写真を見た時は正直ショックを受けました。しかしすぐに、「一過性の病気で治る、対策がはっきりとした」ということによる喜びが上回り、少し上機嫌で家に帰りました。「検査も食事制限も終わったし、今日は何を食べようかな～」なんて考えながら。ここで勘のいい読者様ならお気づきでしょう。「サルモネラ」も「一過性の病気」も誤りです。なぜならこのブログはクローン病について書いているものです。この時の私はそんなことを知る由もぬか喜びをしていますが、これから治療には想像もしていなかった程の時間を要することとなります。それでは、今回はこの辺で、読んで頂きありがとうございました。Ｍｒ．１２ｔｈ※このブログの内容はあくまで個人的な経験と感想です。
- ③体内を覗く～準備編～
  こんにちは、Ｍｒ．１２ｔｈです。今回はお腹の検査を本格的にした話です。かなり話が長くなるので、準備編と検査編・結果編に２分割して投稿します。＜プロローグ＞さて、過敏性腸症候群と思って経過を見ていたところですが、２週間たってもあまり改善されなかったので、再度内科を受診しました。４月の半ば頃です。お医者様に念のためもっとちゃんとした検査をしたいとお伝えして、１週間後に内視鏡の検査を予約しました。正直、めっちゃやりたくなかったやつです。＜準備編＞食事制限は検査の３日前から始まり、、繊維の多いものなどが食べられなくなりました。案外、お肉なんかは食べていいとのことだったので、食事制限自体は全然大変じゃなかったです。検査前日の昼食・夜食は、病院で頂いた専用のレトルトの前日食（１０００円）を食べて、残す準備はあと１つとなりました。下剤の服用ですorz下剤は２種類あり、前日の夜８時に飲む便を柔らかくするものと、当日に飲むとにかく腸の中をすっからかんにするものです。「飲まなくったって下痢や軟便が続いているのに飲む意味はあるのか」と思いながら飲み始めました。この時、不運なことに私の唇はかなり荒れていて、その唇に薬が凄く染みるんですね。痛みを堪えながらじっくり３０分以上（もしかしたら１時間）くらいかけて何とか飲み切りました。「飲む意味あるのか」とか言ってごめんなさい、飲む意味めちゃめちゃありました。２時間後くらいに排便が始まり、夜中の間も２・３時間おきにトイレに起きる羽目に。朝までに４・５回くらい出て、そのころには便のほとんどが液体になっていました。そんなこんなで迎えた検査当日、朝８時から次の下剤を飲み始めます。なんとも言えない味のする下剤と水を交互に飲みながら、途中またトイレに行くの繰り返し。正直けっこう疲れました。指示では１時間以上かけて飲むとなっていましたが、倍の２時間くらいかけてゆっくりと飲み切りました。時間をかけてしまったので、少し心配でしたが、１２時過ぎには検査可能な透明度を達成。１２時４５分の予約時間を目指して病院に行きました。気になる検査結果については、次回の記事をご覧頂ければと思います。（投稿時間はほぼ同じにしようと思っているのでご安心を）読んで頂きありがとうございました。それではまたＭｒ．１２ｔｈ※このブログの内容はあくまで個人的な経験と感想です。
04May
- ②関係ないけど関係してくる問題
  こんにちは、Ｍｒ．１２ｔｈです。前回、過敏性腸症候群の可能性が高いと診断され、３０日分のお薬を処方された私は、気長に様子を見ることにしていました。そんな中、なんとお腹の症状とは全く関係ない問題が体に発生します。「関係ないならそんな話するなよっ！！」と思われるかもしれません。しかし実はこれが後々、ただでさえ遅れがちなクローン病の診断をさらに遅れさせた（かもしれない）ので、ここに記録しておきたいと思います。前置きが長くなりましたが、話を進めたいと思います。それは、３月が終わる頃でした。お腹の調子を伺いながらの生活をしていたある日、踵が痛くなってきたのです。最初のうちは全然歩ける程度だったので、ちょうど大学３年から４年に上がる時で、就職活動で革靴を履くことも増えていたのので、この時はちょっと靴ずれでもしたかな、程度に思っていました。その後、普通のスニーカーを履いていても痛みが続くので、４月に入ってから、外科を受診してレントゲンを撮ってみたところ、どうやら偏平足になりかけていて、その影響で炎症を起こしているとのことでした。軟膏を処方して頂き、また２週間後に見せてほしいとのことでした。そして１週間ほど軟膏を塗ったり、マッサージをしていると、痛みは１度消えたんです。問題は、ちょうど痛みが消えたくらいで、面接に行くためまた革靴を履かないといけなかったことです。一応市販のインソールを入れて偏平足が再発しないように祈りながら電車に揺られてきました。次の日の晩くらいからですかね、また痛くなってきたのは。ただ今度は踵だけじゃなくて足首の方も痛くなってきたのです。数日後には足のすね、足首より少し上のあたりに赤いたんこぶのようなものができて、歩くと足首全体が痛くなってきました。土踏まずにもあざのようなものができていました。しかしこの時の私は「きっと踵をかばって変な体重がかかったせいで捻挫か何かやっちゃったんだろうな」くらいにしか思っておらず、外科に経過を見せに行った時も、足の装具の話とかを聴くだけで終わりました。（この日は問診のみ）もちろん、そんな判断で放置していれば悪化するわけで、その週末に見事に腫れあがり、外科にもう１度行ったところ、血液検査を受けることとなりました。後で分かったことなんですが、実はこれ恐らくクローン病の合併症の１つ、結節性紅斑ってやつです。（症状は、痛みを伴う赤い晴れとのことです）やはり勝手に捻挫だねんて判断すべきじゃなかったですよね～２回目の受診時点でちゃんとはっきり訊いておけば良かったと反省しています。「偏平足みたいな関係ない異常がなければ勘違いしなかったのに」なんて、言い訳みたいにぼやいても仕方ないですよね（汗）しまった、若干番外編みたいな話なのに長々と書いてしまった、ごめんなさい。次回はちゃんとお腹のお話をします。いや～な検査をした思い出です。今回の話と時系列が重なる部分があるので、混乱させるかもですが、ご容赦ください。読んで頂き、ありがとうございました。それではまた～Ｍｒ．１２ｔｈ
03May
- ①最初の異変...
  こんにちは、Ｍｒ．１２ｔｈです。早速「クローン病と私の記録」の更新をしていきたいと思います(*￣0￣)/とはいっても、自己紹介ブログの「アバウト・ミー」にも書いた通り、実際にクローン病と判明するまでが長いです、めちゃくちゃ。まぁ、グダグダ言ってても始まらないので書いていこうと思います。今回は、お腹の調子が最初に悪くなり始めた時のことをお話しようと思います。最初に異変に気付いたのは、３月の中旬に入った頃でした。数日続けて下痢や軟便が続いたのです。ただまぁ我ながら食生活なんか全然気を使ってなかったし、お酒も飲む方だったので、お腹の調子が悪くなっても「当たり前か」くらいにしか思ってなかったわけです。とはいっても流石に何日も不調が続くのには何か対処すべきと思ったのでお酒は控えて整腸剤（ビオフェルミン）を飲むようにしました。（←一応病院行っとけよ）しかし効果は虚しく症状は悪化の一途をたどっていきました。次の週には食事量が多いと嘔吐するようになりました。しかしこの時も「よっぽどお腹が疲れていたのか」くらいにしか思わなかったわけで病院に行く必要はないと判断しました。（←超悪手です、この時点で病院行けよ）が、しかしその２日後の朝、また吐いちゃったのです。流石に親にも病院へ行けと言われました。内科を受診して、問診、触診を受けたところ、過敏性腸症候群の可能性が高いと言われました。明確な原因は不明で、腸炎とかは認められないけどとりあえずお腹の調子が悪い、って感じらしいです。個人的には納得できたので、そのまま処方された下痢止めを持って帰りました。その後、食事の内容や量を気持ち意識して生活するようにしました。この頃は全くもって深刻な病気だとは思ってなかったのです。こうして、お腹の不調への試行錯誤が始まりました。しかし、体の調子が悪くなったのは、お腹だけではなかったのです。そのお話はまた次回にしたいと思います。読んで頂き、ありがとうございました。それでは、またＭｒ．１２ｔｈ
02May
- アバウト・ミー
  こんにちは、Mr.12thです。こちらのブログは私の自己紹介文となります。このアカウントを作成したきっかけは、最近クローン病と診断されたことです。いきなり重苦しい話になってしまいアレなんですが、それはまぁ許してください。とにもかくにも、突然入院することになったわけですが、そんな中、私の母が「（病気について）ブログでも書いたら？」と言ってきました。もちろん、母も本気で言ったわけではなく、適当に何気なく口にしただけだったと思います。ただまぁ何となく、「こういった経験をブログにしてシェアするのも悪くないな」と思ってしまったのです。本当に何となく始めたのでいくつか注意事項があります。１．更新は不定期とします。（連日投稿・週間投稿・完全不定期のどれもあり得ます）２．いつ更新が止まっても不思議に思わないでください。３．画像はあまり上げないと思います。（個人情報保護のため）４．入院するまでが大分長くなります。（当日あった日記ではなくこの病気と私のお付き合いのブログという形で進めます。５．私には医学の専門知識がありませんので、あくまあで個人の意見と感想として読んでいただければと思います。それでは、これからも拙い文章をたらたらと書き連ねることになるとは思いますが、そんなブログでも読んでいただける人がいれば幸いです。Mr.12th

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